saienyosikoのブログ

神奈川県沿岸部在住。庭の隙間で家庭菜園をはじめて10年目です。虫たちの日常を垣間見ながらの楽しい毎日です。

柑橘類の葉の黒い幼虫は・・・アゲハの幼虫!?

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こんにちは。

 

ここ2,3日前から、昨年購入したレモンの木の2,3枚の葉に虫食いの跡が見られていたので、原因を探るべく観察していました。

発見しました!

葉先でチョンチョンと触ると動くので鳥の糞ではなさそう。

レモンの木だけでなく、シークワーサーの木の葉にも同じ虫(幼虫)が気持ち良さそうに寝そべっているではありませんか!!

体長3ミリ、太さ1ミリ程度の黒い幼虫で真ん中に白い線が入り、身体表面がギザギザした感じに見えます。

 

 

 

幼虫の写真がありますので、苦手な方はご注意ください。

 

こんな感じ。

 

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柑橘系の木の葉昨年も見たことが・・鳥か何かの糞のようにも見えるので見落としてしまったのです~。

 

調べること30分、これはアゲハの幼虫と思われます。

ミカン、レモン、ユズ等 、柑橘系の葉が好物なのだそうです。

 

* ほおっておくと、体長7~8センチの大きなイモムシになって、あっという間に葉を食べつくされますので、早期の対処が必要です。

 

 

幼虫の写真がありますので、苦手な方はご注意ください。

 

 

黒い幼虫発見から2か月ほど経過した7月下旬、ユズの木とレモンの木に、成長している幼虫を見かけてしまいました。(取り除いたと思ったら残っていて大きくなっていました~?)😞

こちらも鳥の糞のような色なので、見落としてしまいがちです。

 

 ユズの木。体長3センチ、太さ1センチほどのまったりした感じ。

 

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こちらは、レモンの木。体長2センチ、太さ7ミリほど。

 

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ユズの木、レモンの木、の葉にのっている幼虫の色、大きさ、に違いがありますが、産卵時期の違いによるもので、同種のような感じに見えますが・・。

 

それから数日後の7月31日、幼虫のことが気になって、ユズの木に近づいてみると・・白と黒の鳥の糞のような2匹の幼虫の姿はありません。

 

どこか場所を変えたのだろうか・・と考えながらユズの木を眺めていると・・

 

なんと、体長6センチほどの葉の色と同化した巨大な幼虫2匹を発見!

 

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 数日前に見た幼虫とは色、大きさともに別のものではないかと疑ってしまうくらい違っています。

ですが、同じユズの木であることと、2匹であることからすると、幼虫が成長した形でしょう・・。

驚きの成長です!

 

昨年、見るからにアゲハの幼虫でしょー、という体長7センチ程度で葉色の巨大なイモムシがレモンの木とユズの木に這っていたのは、この黒い幼虫が育ったものだったのです。

 

これは早期に対処しないと、葉のない1本の棒だけになってしまいます~。

割りばしでとって公園にでも置いてこようか・・。

 

しかし、ここまでくると、その成長過程を見てみたいですね~。

だけどアゲハは得ですね。

ヨトウムシとかだったら見つけて潰されるか、ゴミ袋にポイされる、のどちらかでしょうが、アゲハは公園にでも置いてこようかな~。なんて、この違いはなんでしょう!

同じ芋虫なのに・・???

 

ニョロニョロという感じで動くものは、とても苦手で、例えば、イモムシ系、ヘビ、トカゲ系、ミミズ、もちろんナメクジ等、出会ってしまうと固まってしまいます。

かたまりながらナメクジの観察を続けているというわけです。🐌

 

アゲハの幼虫は、早めの対処が必要ですよ!

 

 

本日はこれにて失礼いたします~。🎎