塩分16%で・・梅干しの作り方
こんにちは。
梅が店頭で見られる時期ですね~。
最近では、かつおだし入り、鉢蜜入り、等、いろいろな工夫をした梅干しが売られていますが、塩味のみの梅干しが好きな我が家では、毎年、梅干しを作っています。
塩加減も調整できるのが、良いですね~。
熟し加減がちょうど良い美味しそうな梅を購入できました。
早速、梅を漬けるとしましょう。
私流、梅干しの梅漬け、に用意するもの
@ 梅・・2㎏
@ 粗塩・・320g(梅の16%の塩)
@ 焼酎等・・ アルコール度数35%以上(容器の消毒用)
@ 布巾
@ 竹串や爪楊枝
@ 梅漬け用容器 (ホーローや陶器など酸に強い容器を選びます。)
@ 重石2㎏を2つ(最初は梅の2倍の重さが必要で、途中から半分の重さにします。)
@ ビニール袋(重石を入れます。)
私流、梅漬け・・・
@ 焼酎等アルコールを布巾やキッチンペーパーなどに含ませ梅漬け容器内、蓋、重石、ボール、ビニール袋、を拭き消毒しておきます。
@ 梅干しにするための梅は熟した梅を使用。(皮が柔らかい梅干しに仕上がります。)
@ 梅を傷をつけないように洗います。
@ 清潔な布巾で水分を拭き取ります。
@ 竹串や爪楊枝で傷つけないように梅のへたを取ります。
@ 梅漬け用容器底に上記塩を薄く敷きます。
@ 敷いた塩の上に、塩をまぶしながら梅を置きます。
@ 梅、塩の順に重ね、最後に塩で梅を覆う感じに振りかけます。
@ ビニール袋に重石を入れ、梅にのせます。
@ ゴミ等がはいらないように、ラップや紙袋などを被せます。
こんな感じで、梅漬け作業終了です。
昨年までは、塩分18%で梅漬けしていましたが、塩分を少なくし食べやすくするため16%で漬けてみました。
一般に、塩分18%以上がカビの心配が少ない、と言われています。
冷暗所におき、3,4日後に梅がすっぽりかぶるくらいに梅汁がでてきたら、重石を半分に減らします。
7月1日
6月中旬に梅を漬け、梅汁に浸ったままの梅。
店頭で鮮度の良さそうな赤じそを見つけたので、今日は、赤じそを塩もみして、梅汁に浸った梅の上に塩もみした赤じそをのせる作業をします。
赤じその塩もみ作業
用意するもの
@ 梅2㎏の場合、赤じそ 200g
@ 粗塩 40g(赤じその18%程度が目安)
作業手順
1 葉を1枚ずつ取り、よく洗い水分を取ります。(ざるに入れ水をきる)
左の葉のように茎部を残さないようにすると、赤じそを食べる際、口あたりが良いです。
2 葉に塩を半分量ふりかけ、よく揉み込みアクを出し、しっかり絞り、しぼり汁を捨てます。
3 絞った葉に残りの塩をふりかけ、もう一度揉み込みます。
4 再度、葉をしっかり絞ったらしぼり汁は捨て、しぼった葉をボールに入れ、カップ1杯の梅が浸っている汁を葉にふりかけ混ぜ合わせ発色させます。
5 梅の上に4の葉と汁を均等に、梅が隠れるようにのせて、のせてあった重石200gを再びのせます。
これで、赤じそを塩もみして梅にのせる作業は終了です。
昨年までは、カビの発生が少ないと言われている塩分18%で作っていたのですが、塩分強すぎに感じるので、今年は16%の塩分で試してみました。
カビが発生するのではないか・・と梅汁が上がるまではハラハラドキドキでしたが、
大丈夫のようです。
7月31日
梅雨も明け、土用の丑の日が過ぎ、ここ関東沿岸部の今日の最高気温は32℃の予想。
晴れの予報が続いているので、そろそろ漬けていた梅を干すには良さそうです。
なにしろ3日間太陽に当てておかなければならないので、天気予報をみて晴れの日が続きそうな日を選びます。
ということで、梅を干す 作業をします。
梅を干す手順
@ 容器にのせてある重石を取る。ここまでで、重石の使用はおしまいです。
@ 清潔な箸で汁気を絞って、しそを皿に取ります。
@ 清潔な箸で、梅が重ならないようにザルに並べます。
なんて、きれいな色でしょう!
@ 日当たりの良い場所に、梅をのせたザル、シソを入れた皿、梅汁の入った容器、を置きます。
@ 日中、1度、箸で梅の表裏をひっくり返して、太陽にまんべんなく当たるようにします。
@ 夕方になったら、干した梅を梅汁の入った容器に入れ戻します。
この作業を3日間続けます。
最終日の3日目には、干した梅を梅汁の容器に入れ戻し、蓋をして保存します。
梅干しは、1年くらい置くと味がまろやかになじんできて食べ頃と言われますが、そんなに保存できるほどもたないで食べ終わってしまいます。
こんな感じで、やっと梅干しの出来上がりです。💦
時間と手間がかかる梅干し作りは、気合を入れてとりかかります。
お疲れさまでした。
疲労回復、殺菌効果もあると言われている梅干し、 暑い夏はおにぎり、お弁当に入れて大活躍です。
干したしそは、細かくして、ふりかけにしたり、おにぎりに入れたりしていただきます。
* 梅汁とは別の容器に干した梅を保存したり、干した梅の上に干したシソをのせて保存したりと保存の仕方もさまざまです。
今年も手作りの梅干しができて、ようやく一仕事終えた感じです。
本日はこれにて失礼いたします~。🎎