アリとコガネムシの幼虫の関係
こんにちは。
それは・・・植えなおそうと思ってネギを掘り起こしている最中の出来事でした。
地中に気持ちよく寝ていた幼虫たちが出てくるわ出てくるわ!
その多くはコガネムシの幼虫で、大きさは1センチくらいから3センチ、4センチくらいまでまちまちです。
いずれの幼虫も、気持ち良い睡眠を突然邪魔され土表に掘り出されたと見えて、身動きせず睡眠から冷めやらぬ姿でジッと丸まっています。
その土表でウトウトしている大きさ3センチくらいの1匹の幼虫に、体長1センチくらいのアリが挑んで行きました。
そのアリと幼虫の一部始終です。
幼虫の写真がありますので、苦手な方はご注意ください。
まったく動じずうずくまって睡眠中の幼虫とは反対に、その幼虫をどうにかしたい一心で機敏に動くアリ。
アリの猛攻撃に、気持ち良くウトウトしている幼虫はさすがに眠りの世界から現実の世界に無理やり引き戻されて、手なのか足なのか?をうずくまった体からようやく差し出して反応を見せました。
しかし、幼虫はそのまま気持ちよくウトウトしたいようで、反応は鈍く丸く固まった状態です。
強引に無理矢理、幼虫をその場から引き離したいアリの行動は増々エスカレート!
優に3倍はあろうかと思われる幼中の身体を、引きずって行こうとします。
それでも、くるっと丸まったままの幼虫。
丸まっていたい気持ちのまま、無理矢理引きずり出されてしまう幼虫。
引きずり出された幼虫とアリは共に、ネギ地帯の谷に落下!
この間もアリは幼虫から離れることなく、谷底に落下後も執拗に幼虫にまとわりついています。
アリの猛攻撃に対して、必死にネギの表皮に両手両足でしがみついて抵抗するコガネムシの幼虫。
コガネムシの幼虫の叫び・・・たしゅけて~! (≧∇≦)
すると、突然・・それまで背を向けていた幼虫がくるっと頭部をアリに向けたかと思うと、頭部を腹部の方に曲げてアリの身体の一部を挟んだように見えました。
それまで執拗なアリの攻撃に、終始まどろんでいてほとんど無反応だった幼虫の1撃!
幼虫の1撃の後、アリは何もなかったように幼虫に背を向け退散して行くのでした。
あ~、今日もまた、自然界の営みのほんの1部を垣間見てしまった!
このあと、中断していたネギ掘り作業を再開するのでした・・💦
本日はこれにて失礼いたします~。🎎