九条ネギの特徴 & 九条ネギを選ぶ理由
こんにちは。
毎年欠かさず種蒔きする野菜は・・・ネギですね~。
夏は薬味に、冬は鍋物に、と1年中重宝する野菜で、足りないことはあっても余ってしまうことはないのです。
いろいろな種類のネギの種が売られていて、それなりに試してきましたが、ここ数年は九条ネギの種に定着しています。
1株が5~6本に分けつし成長するので、庭の隙間菜園にはありがたい品種なんです。😊
ネギ
葉ネギと、根深ネギとの2つに大きく分けられます。
@ 葉ネギは、緑色の葉を食べ、主に薬味などに使われます。
@ 根深ネギは、成長とともに株根元に土寄せして土中の白い茎の部分を太く長くしたもので、鍋物やネギ焼きなど茎部分が使われます。
ネギの栄養
緑色の葉の部分と白い茎の部分とでは、栄養素が異なります。
緑色の葉に含まれる栄養素・・・ビタミンCやカロチンを含んでいて、抗菌作用、風邪予防効果が期待できます。
白い茎に含まれる栄養素・・・独特の辛味は硫化アリルという成分で体を温める効果があるアリシンという成分を多く含んでいます。アリシンは、消化液の分泌を良くして疲労回復や血行促進に効果が期待されます。
昔から 風にネギ と言われるように、のどの痛みや咳痰を鎮め風邪予防にも効果があるとされています。
根深ネギと九条ネギの種袋。 緑色の葉がきれいで印象的な九条ネギ。
九条ネギとは
葉ネギを代表する品種で、伝統的な京野菜の1つです。
九条ネギには細ネギと太ネギがありますが、いわゆる 九条ネギ とは、太ネギをいうのだそうです。
夏、秋は薬味として、冬は鍋ものやネギ焼きなどまるごと味わうことができる、緑色の葉が甘みがあって柔らかいのが九条ネギの特徴です。
ラーメン店などで、九条ネギ使用! とアピールしているのを見かけることもありますね~。
また、秋に種蒔きした株を掘り起こして、真夏1か月の間、苗を干して、秋に再度植えなおしをすると、勢い強く株が増えながら成長して1月~3月頃には収穫できるまでになります。
九条ネギ栽培の説明。
我が家の九条ネギ栽培
春、秋、必要な時に種蒔きして、株の成長とともに株元に土寄せをして白い茎の部分を長くしていきます。
冬くらいになると白い茎の部分が長くなってくるので鍋物や炒め物などに使えるようになります。
ですので、根深ネギの栽培法ですね。
冬、茎が太くなっても緑色の葉の部分は肉厚にはなるけれど柔らかいので、余すことなく茎と葉を食べれるところが、九条ネギを選ぶ理由です。
今年初めて、干し苗を作ってみました。
只今干している最中!
このあと、9月中旬~10月に植え付けます。
上手くいったら、今年の冬は美味しいネギがたくさん食べれるはずなのですが・・。
本日はこれにて失礼いたします~。🎎