無農薬でヨトウムシ対策・・ねりけし?
こんにちは。
夏野菜の準備に大忙しですね~。
嬉しくてワクワクです!😃
今回は、害虫と言えば、アブラムシ、ナメクジ、ヨトウムシ等、盛りだくさんですが、特に夏野菜に顕著に見られる ヨトウムシ について記してみたいと思います。
ヨトウムシの被害は、葉や実に穴をあける、と説明すると一番わかりやすいかと思います。
こんな感じに、実に丸い穴が開いたものがヨトウムシによる食害の代表的な跡。
次に、ヨトウムシの写真が写りますので、苦手な方はご注意ください。
夕食に使おうとピーマンを切ったところ、ヨトウムシ、ゴタイメーン!😞
初めての体験でしたので、一瞬うろたえました。(言葉も出ない程度の結構本気なうろたえ度) 切断部分がうまい具合にヨトウムシを避けられたのでこの程度のうろたえ度で済みましたが、そうでなかったら、そのうろたえ度を想像するのは難しい~。
4月に植え付けしたパプリカの苗。5月8日にはこんなに食害跡。
葉に穴の開いた食害は大体ヨトウムシによるものと考えられます。
ヨトウムシの生態特徴・・・
@ ヨトウムシとは、簡単に説明すると、蛾の幼虫です。
@ 植物根本の土中を住処とし、夜間土中から現れ 植物葉、実を食害します。
@ 進行手段として(私なりの観察からの推測です。)、 植物から離れることなく植物根から茎に這い伝う、 と推測しています。
@ 丸い穴が食害跡の特徴です。
無農薬でヨトウムシによる食害を回避する手段として・・・
@ 根から茎を離れることなく這い伝う、という特徴を利用し植物根元と地表面を隙間なく埋め込んでしまう。
@ 植物根元は成長し太くなるので、埋め込む物としては成長と共に伸縮し隙間なく植物根元に装着できる物を選ぶ必要があります。
安全性が不明なので、参考情報として・・・
@ 材質的に最適と思われるのが、合成ゴムからできた ねりけしタイプの ‘はんこの汚れ落とし‘ という商品名で100均で売られているものです。ただし、用途以外は使用しないでください 、と注意書きがあるので、観察時使用後は似た材質で使用可能なものを探す予定です。
@ 植物にヨトウムシ食害を発見したら、上記合成ゴムを幅1.5センチ以上に形成し隙間なく植物根元を囲むよう取り付けます。
こんな感じに、隙間なく地表面と根元を囲むのです。
装着直後から、食害は見られず効果抜群!
昨年購入したユズの木。
昨年、植え付け直後から食害され尽くされ、葉は4,5枚を残すばかりとなっていたのですが、ねりけし、取り付け後は薄緑の葉が順調に成長しています。
枝の周りに巻いてある矢印で示されている黄色いものが、昨年9月に取り付けた、ねりけし、で8カ月経過後の今も枝に隙間なく密着維持し、穴状の食害跡を特徴とするヨトウムシによる食害跡は見られなくなりました。
上記写真の葉部分を拡大したものです。
今のところ、ヨトウムシによる食害跡の特徴である穴の開いた葉は見られず順調です。
同じく昨年春に、植え付けたシークワーサーの木です。
ユズの木と同じく、昨年ほとんどの葉はヨトウムシに食害されてしまいました。
薄緑の葉が、今年春から芽を出しワサワサしていて驚くほどの成長ぶり。
ヨトウムシによる食害跡の特徴である穴の開いた葉は見られない。
上記写真の葉部分を拡大したもの。
今のところ、穴の開いた葉は見られずきれいな新緑がフサフサ。
ここ数年の観察から、植物根元と地表面を隙間なく遮断する、ことでヨトウムシによる食害防止が可能である、ということがわかりました。
ですが、通り道になる茎の一部を遮断することがヨトウムシによる食害防止手段になるか、に関してはまだ観察期間が短くこれからある程度の観察期間が必要だと考えています。
* ちなみに、葉の外側から食害されているものはナメクジによるもので、残念ながらこちらには効果はありません。
侮るなかれ、ねりけし!
ですが、茎が根元から開いている葉物野菜には適用できないですね~。🙇
残念ながら、今のところ はんこ汚れ落とし の使用はできませんが、隙間なく装着できるものがありましたら効果抜群です!
安全性の明確なものでお試しくださいね~。
今までに試したものは・・・
@ スポンジを洗濯ばさみで根本にはさむ。⇒
取り付け当初は効果はあるものの、植物成長と共に隙間ができ効果はなくなりました。
@ 粘土を根本と地面に隙間なく装着させる。⇒
効果は見られません。(粘土は泥状の土であり粒1つ1つが結合されておらず、ヨトウムシの通過を防止できないと推測します。)
参考まで。
本日はこれにて失礼いたします~。🎎