な・な・なんと!・・・オンブバッタ・・・実は知恵者だった!
江の島 Enoshima
こんにちは。
庭の様子も、秋らしくなってきました。
つい数日前までの茹だるような暑さが落ち着いて、セミの鳴き声も聞こえなくなって、夕方、秋の虫たちが鳴く声に、なんとなく夏の終わりのさみしさを感じてしまいます。
庭の虫たちもそろそろ冬支度に忙しそう。
それまでシングルで活動していたオンブバッタのカップルを見かけたのは、9月13日で急に涼しくなった日でした。
庭でオンブバッタを見かけるのは、毎年のことで決まってサツマイモの葉の上。
バッタの写真がありますので、苦手な方はご注意ください。
サツマイモの葉の上がよっぽどお気に入りのようです。
今日もカップルでサツマイモの葉の上でデート中!
しばらく眺めていると、雌のオンブバッタの食欲のものすごさに、はじめて気づきました。
わずか4~5分の間でしたが、サツマイモの葉を食べやすいように器用に手?で丸めたりして食べるているのです。
なめるようにガツガツ食べられていくサツマイモの葉、葉が穴だらけになるのもうなづけるほどの速さです。
な・な・なんと~手?で葉の角を丸めて食べてる!!!
雌オンブバッタの手足を器用に使って食事する光景に、驚きと興奮で目が釘付け!
オンブバッタがこんなに知恵者だったとは・・!!!
侮るなかれオンブバッタ!
それにしてもこの食欲、おかげであちこち穴だらけ。
食欲旺盛な雌のオンブバッタに感心して眺めていると、シングルの雄のバッタが登場しました。
カップルになっていても、雌の上にのっている雄も安心というわけではなく、雌をめぐってその座を奪い合う、らしいのです。
もしや・・雌をめぐる雄同士の攻防が・・・。
などとめいっぱい期待して、事の成り行きをジーッと見ていました。
その期待はすぐに跡形もなく崩れ・・・シングル雄はただその場を行き過ぎてゆくのでした。
黄色矢印はシングルの雄、赤矢印はカップル。
ひたすらサツマイモの葉を食べていた雌バッタ、しかしその間、体勢を変えながら食事する雌バッタに合わせて雄バッタは背に乗ったまま、ただただひたすらじっとして、まったく食事していないことに気づきました。
めでたくカップルになって雌バッタの背中にのれた雄バッタは、その間その地位を守るために食事すらしないのでしょうか!?
そうだとしたら、めでたくカップルになった後にも、雄バッタには厳しい試練が待ち受けている、のですね~。
バッタの世界も大変そうです!
オンブバッタの世界のほんの1コマを垣間見た1日でした。
本日はこれにて失礼いたします~。🎎