saienyosikoのブログ

神奈川県沿岸部在住。庭の隙間で家庭菜園をはじめて10年目です。虫たちの日常を垣間見ながらの楽しい毎日です。

サツマイモを食害する虫は?

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こんにちは。

数日前にサツマイモの収穫を終えて、今年の大収穫に ご満悦~! という日々です。

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しかも、毎年、収穫したすべてのサツマイモは食害の跡だらけなのですが、今年は、食害の跡が見られるサツマイモが、ほんの数本と著しく少ないのです。

 

食害の跡は、美しく美味しそうな紫色のお肌を台無しにしてしまいます。 😞

 

 

幼虫の写真がありますので、苦手な方はご注意下さい。

 

食害の犯人は、コガネムシの幼虫なのです。

写真は、収穫した土壌中に見つけた幼虫たちですが、今年はその数が少ないです。

小さい幼虫たちがコガネムシの幼虫で、大きい幼虫ははじめて目にする正体不明の幼虫です。

 

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コガネムシは、幼虫は土中のサツマイモを食害して、成虫は葉を食害する親子そろってひどい害虫なのですよ~!

 

サツマイモの葉を盛んに食べている最中のコガネムシの成虫。

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サツマイモの葉は、オンブバッタにも食べられ、おかげで穴だらけになりながらも、土中にたくさんのサツマイモを作ってくれました。😋

 

コガネムシの幼虫の無農薬での対策は、成虫が土中に産卵するのを防ぐ意味で、防虫ネットをかける、不織布をかける、などが考えられますが、サツマイモの葉は一体に広がりますからそれら対策はできそうにありません。

 

また、コガネムシは、堆肥(特に未熟な堆肥)や有機質肥料を好みますから、有機質の肥料等を使用しない、ことも対策になりますが、これも難しいですね~。

 

サツマイモは、やせた土壌で育つ植物ですから、サツマイモ専用の畑でしたら、ほどほどの完熟堆肥と少しの肥料をすき込めばサツマイモ畑としては十分ですので、コガネムシの幼虫の被害は少なくなると思います。

 

庭の隙間を利用する我が家では、サツマイモ栽培が終わると、同じ畑でタマネギ栽培をするので、たっぷりの堆肥(落ち葉)と有機質肥料の使用は欠かせません。

 

サツマイモ栽培もタマネギ栽培も、我が家の隙間菜園にとっては、どちらも主役級の野菜ですので、どちらも譲れません。

 

ですから、サツマイモの皮がまだらになるくらいの食害は、許容範囲とするしかありませんね~。😥

 

こんな隙間で、楽しいサツマイモ掘りもできるのですから、欲を出してはいけない・・・ということでしょうか!?

 

本日はこれにて失礼いたします~。🎎