saienyosikoのブログ

神奈川県沿岸部在住。庭の隙間で家庭菜園をはじめて10年目です。虫たちの日常を垣間見ながらの楽しい毎日です。

シュンギク(春菊)栽培・・・プランター栽培 (冬の種蒔きは発芽気温に注意して)・・種蒔き、発芽、ミニビニールハウスの作り方、成長中、追肥、収穫

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 江の島 Enoshima

 

毎年、秋の終わりころ、虫たちの姿を見かけなくなったころに、シュンギク(春菊)の種蒔きをします。

 

 

 

 

 

真冬、度々登場する鍋物に色を付ける程度に必要なシュンギクは、寒い真冬には高額になるので、必ずプランターで栽培することにしています。

 

例年11月中旬頃の種蒔きですが、今年は吞気に構えすぎて12月に入ってしまいましたが、種蒔きすることにしましょう。

 

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冬の庭は日当たりが悪いので、日当たりの良いところに移動できるプランターで栽培しています。

 

寒い時期の種蒔きは、発芽適温に注意が必要です。

気温が低い時期ですので、日当たりの良いところを選びましょう。

 

種袋裏に、発芽適温15℃~25℃、と記載されていますので、今の時期12月ですと、保温をして発芽できる環境を作ります。

 

                              

種撒き 

 

プランターのサイズ・・・横63センチ×幅24センチ×高さ19センチ

 

@ プランター底に鉢底石を2センチほど敷きます。

 

@ プランター上部から約3センチ下まで野菜培養土を入れます。

 

@ たっぷりの水やりをします。種蒔き前に水やりすることで種が水やり時に流れることを防止できます。

 

@ プランターに深さ5ミリ程の溝を2本作ります。

 

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@ 5センチほどの間隔で4~5個ずつ種を撒きます。

 

@ 5ミリほどの土をのせて、種と土が密着するように手で鎮圧します。

 

@ 全体に軽く水やりします。

 

@ 日中、高温になり過ぎないように、ビニール中央に3センチほどの穴を開けてプランターに被せます。

 

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@ 混みあってきたら、株間7~10センチを目安に間引きして1株ずつ成長させます。

 

 

以上でシュンギクの種蒔き作業は終了です。

 

 

発芽さえすれば、あとはグングン成長してくれます。

 

シュンギクは、主枝に4~5枚の葉を残して収穫すれば、再度成長して収穫可能な便利なタフな野菜です。

 

種蒔き1か月後から3週間~1か月ごとに化成肥料、もしくは2週間ごとに液体肥料の追肥をすれば、長期に収穫できる真冬の優秀な食材ですよ~。

 

 

発芽

 

種蒔から10日後に発芽しました。

この綿毛のようなものがシュンギクの(春菊)の芽です。

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種蒔から18日後には、シュンギク(春菊)らしくなってきました。

 

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ミニビニールハウスの作り方

 

これから成長著しいと期待を込めて、ビニールハウスを本格的なものに変更です。

ホームセンターで自由に曲がる支柱と 100円ショップで布団圧縮袋を購入。

 

これから、苗の背丈が大きくなるので、支柱を交差させてその上に布団袋を被せました。

日中の気温上昇を抑える為に中央に3センチほどの穴を開けます。

 

自由に曲がる支柱。

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こんな感じ。

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黄色の丸印のように3センチほど穴を開けました。

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発芽してからは日々成長が分かるくらいです。

種蒔24日後の成長ぶり。

ミニビニールハウス?の外側から移したものです。

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種蒔から25日目、目に見える成長ぶり。

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種蒔から1か月もすれば、追肥を開始しても良い頃ですね~。

追肥も足りないくらいが良い、と思っているのでもう少ししてから追肥することにします。

 

成長中

 

1日ごとに成長がわかるようで、7~8センチまで成長しました。

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成長して混みあっているところは株間7~8センチほどに間引きしました。

間引き菜も食べれますよ。

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追肥

種蒔から45日を経過しましたので、そろそろ追肥をはじめます。

間引き後に、液肥を与えました。

 

液肥は、固形の肥料に比べて即根から吸収されるようですので、プランター使用時は液肥を選ぶこともあります。

 

何しろ種蒔き時期がだいぶ遅れてしまったので・・・。

 

液肥の使用法の記載を見ると、1週間に1度の使用、と記載されていますが、肥料過多は障害の元になるので肥料は少なめに、を心がけて2週間に1度の使用にしています。

 

野菜の葉色がうすすぎるでしょ~というときは肥料不足ですので、その時は肥料を与えるくらいにしていますが、滅多にそういったことはないですね~。

 

 シュンギク(春菊)はナメクジ被害もほとんど感じず、発芽さえすれば良く成長してくれるタフな便利葉物野菜です。

 

 

収穫

種蒔から約2か月経過の様子。

そろそろ収穫できるまでに成長しています。

冬の葉物野菜は、虫食い跡や病気等がなくて青々としたきれいな葉です。

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ミニビニールハウスの中で、スクスク育って15~20センチまで成長しています。

収穫は、下葉4~5枚残して手でポキポキ折って摘み取れば、また新しい枝が伸びてきて収穫出来ますよ~。 

 

こんな感じに下葉を4~5枚以上残して枝をポキポキ折ります。

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プランター1つから、1握り以上の十分な収穫ができました。

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混んでいれば、間引きを兼ねて根ごと抜きとって収穫します。

2週間ごとに液肥を追肥すると、長期に収穫できますよ~。

 

生育温度が15度~25度のシュンギク(春菊)ですので、まだミニビニールハウスは必要ですが、日中の気温が上がってくる準備としてビニール袋の上部を切り取ってビニールの上部の開閉を簡単にしました。

 

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今後は気温の上がる日中はビニールの上部を開放します。

 

種蒔から収穫まで約2か月かかりましたが、長期に収穫可能な冬の野菜はありがたいものですね~。

 

シュンギク(春菊)は、アブラナ科の野菜と混植すると害虫除けのコンパニオンプランツとしても効果が期待できます。

 

 

本日はこれにて失礼いたします~。🎎