ナス収穫と一緒の剪定作業・・・実が硬くなるのは?
こんにちは。
今年の梅雨は、しっかり雨続きで、太陽の出番がほとんどない梅雨の時期らしい天候です。
しかも、寒いくらいの日もあったりと、夏野菜にとっては、ありがたくない期間が続いています。
しかし・・庭に植え付けてある夏野菜で、今年1番元気が良いのは・・ナスの苗 です。
今からでも育つ、しっかり育つ・・! のキャッチコピーにすっかり踊らされて衝動買いしてしまった苗。
買って良かった! と思わせるキャッチコピー通りで期待を裏切ることなくすくすく成長し、わらじのような葉を茂らせています。
脇芽の剪定
雨の降らない日を選んで、最初についた花のすぐ下から伸びている脇芽2本だけを残して、他の脇芽を手でつまみ取ります。
脇芽取りや剪定は、切り口が乾燥しやすい天気の良い日を選んでします。
切り口が乾燥しないと、病気になりやすいためです。
また、枝を斜めに切ることで、枝から出る汁が停滞することなく流れやすく乾燥しやすくなります。
* どうして最初についた花のすぐ下から伸びている脇芽2本を伸ばすのかというと、一番元気がある脇芽、なのだからだそう。
脇芽を切り取り整理することで、風通しがよくなり害虫除けや病気予防の効果があり、また、日の当たりが良くなることで豊富な収穫をもたらしてくれる効果が期待できます。
また、土から跳ね上がった泥によって下葉が泥からの菌に感染して病気になることを予防する、という理由から下葉をすっきり取り除いておくことも大切です。
収穫と一緒に剪定作業
夏場の8月に1度剪定作業をするのですが、ナスの収穫と一緒に葉を2~3枚残して枝ごと切る、という方法もあります。(主枝は切ってはいけませんよ~)
収穫の際に枝ごと切り取ると、風通しと日当たりが良くて病害虫予防の点でも良い環境で、8月の剪定作業も省略できる、という収穫と剪定を一緒にする方法です。
枝ごと切り取る方法とは・・主枝3本(もともとの主枝1本と最初の花のすぐ下から出る脇芽2本が伸びた枝)は切らないで成長させ、その下から出てくる脇芽はすべて取り除きます。
その主枝3本から出てくる脇芽はそのまま伸ばして、その脇芽が伸びた枝についた実を収穫する際にその枝も切り取る、ということです。
まとめると、主枝3本は切り取ることなく、主枝に付く実は実だけ切り取って収穫、主枝3本から出る脇芽が伸びた枝に付いた実は枝ごと収穫する、ということです。
野菜づくりにきまりはないので、作業が楽になる策を見つけると良いと思います。
このように、葉を2~3枚残して実の成っている脇芽が伸びた枝を切り落とします。
下葉も取り除きスッキリさせて風通しを良くすると病害虫予防になります。
実は小さめで収穫して、たくさん花がついている時は少し摘んで株の疲れをなくしてあげます。
水分が不足すると実が硬くなったりと支障が出るナスは、水分大好き野菜なので土が乾燥しているようなら、適宜水やりも忘れずに。
主枝を含む3本の枝をバランスよく成長させて、生い茂っている葉は間引きして、風通しの良い、日当たりの良い環境を作ってあげることが害虫除けや病気予防になります。
追肥と適宜水やりすることで、美味しいナスが秋まで収穫できます。
今年はじめて、保湿効果とアブラムシなどの小さな害虫除けの効果を期待してシルバーマルチをしました。(家に合ったシルバー色の袋を使用)
マルチをすると、毎日の水やりから解放されて、とても楽です。
夏場は水やりさえも大変になるので、すこしでも作業を減らしたいところです。
秋ナス、というくらいナスが美味しいのは 秋 と言われているので、ナスの本番はこれからですね~。😋
本日はこれにて失礼いたします~。🎎