良い苗の選び方・・・キュウリ、トマト、ナス、ピーマン
野菜の苗選びは、いつでも楽しいものです。たっぷり収穫できることを期待しての品定めは心弾みますね~。
この苗選び、その後の成長と収穫を左右してしまうほど大切です。どれにしようかな・なのなのな・の運任せではいけませんよ~! たくさん収穫できるための 良い苗の見分け方 についてまとめてみました。
目次
野菜苗全般の良い苗とは
- 葉色が濃くてピンと元気そうで、黄色になっていたり枯れている葉がない。・・・濃い葉色は光合成がしっかり行われているということを表していて、野菜の成長に必要な 太陽、水、栄養 が充実すれば葉の色が濃くピンと元気な苗になります。葉の色が黄色になっていたり枯れていたりする苗は避けましょう。
- 葉の付け根との間隔が短くて茎が太くしっかりしている。・・・各々の葉の付け根の間隔が長くて茎の細いひょろひょろした苗は避けましょう。
赤矢印は葉の付け根を指します。それぞれの葉の付け根がついている主枝(黄色の矢印)が、それぞれ短くて太いがっしりした苗を選びます。
- 病害虫の跡がない。・・・葉や茎に穴が開いていたり変色している苗は避けましょう。
- 接ぎ木苗がある場合は接ぎ木苗を選ぶ。(キュウリやナスなど夏野菜には接ぎ木苗が販売されている)・・・接ぎ木苗とはカボチャ等の苗の根元に継ぎ合わせた苗のことを言い、耐病性に優れ連作障害に強いという特徴があります。
キュウリ苗の選び方
本葉が3~4枚で主枝が太くてがっしりした苗を選びます。
キュウリ苗は、うどんこ病やベト病等、病気にかかりやすいので病気に強い品種を選ぶと良いです。また、接ぎ木苗 という苗も病気や連作障害に強く育てやすいとされています。ホームセンター等で販売されている苗は、接ぎ木苗 やうどんこ病に強い苗、などと表示されています。
トマト苗の選び方
苗先端に蕾がついている、または花が咲いている苗を選びます。蕾がついている、または花が咲いていることは、実に養分がいきわたる準備ができている合図です。
ナスの苗の選び方
本葉が6~9枚で、最初の蕾がついている、または花が咲いている苗を選びます。蕾がついている、または花が咲いていることは、実に養分がいきわたる準備ができている合図です。あれば病気に強い接ぎ木苗を選ぶと良いです。
ピーマン苗の選び方
最初の蕾がついている、または花が咲いている苗を選びます。蕾がついている、または花が咲いていることは、実に養分がいきわたる準備ができている合図です。
まとめ
トマト苗、ナス苗、ピーマン苗、の購入時の良い苗とは、最初の蕾がついている、または花が咲いていることが目安です。最初の蕾がついていない、または花が咲いていない苗を購入した場合は、そのまま植え付けてしまっても成長して蕾はできますが、蕾がつくまで待って植え付けすると実付きが良くなります。ポリポットが小さいようでしたら1周り大きいサイズに移し替えて蕾がつくのを待つ、というのも選択肢の1つです。
本日はこれにて失礼いたします~。🎎