夏を一気に駆け抜けるセミ
こんにちは。
8月も半ば、セミの鳴き声が一段と声高に感じるのは気のせいでしょうか~!?
時々、庭の木に張り付いてジージー鳴いているセミを見かけます。
ジージー鳴いてるセミ。
ツクツクボーシ、ツクツクボーシ、と鳴いているセミ。こちらは羽が透明で鳴き声も控えめ。
こちらはサッシに張り付いて、ジージーやってます。
音量がすごい! 金切声とはこんな感じでしょうか・・?
携帯でパシャパシャ撮られているのに気づいたのか?
鳴くのを止めて、少し移動した後、飛び去って行きました。
この時期、早朝、5時~6時頃、屋根の上からカラスが飛び立ちセミを襲っている音が度々聞こえます。
ジジジジと鳴く音が聞こえるのでセミが襲われている・・ことが分かるのです。
住人が寝ているのをいいことに、2階のベランダで格闘していることもあります。
カラスは、周囲を観察することに長けている生き物ですね~。
ということで、只今、セミの旬の時期真っ只中なわけで、庭のあちこちにセミの抜け殻が残されています。
その抜け殻のある場所と言ったら、こんな場所にまで~? と思ってしまうほどに、所かまわず、とにかく早く脱皮しなければ・・という焦りの思いが脱皮場所で伺い知れるような気がします。
なんと、ショウガの葉に殻が残っているのです。
秋になると、庭には結構な数のセミの抜け殻があちこちに残されているのですが、ショウガの葉に殻がついているのは、はじめてです。
ショウガの葉。
こちらは、ユズの葉。
残された抜け殻は、だいたい葉の裏側で見かけることが多いと感じます。
これは、敵から身を守るための策? と考えるのが自然でしょうか!?
脱皮をする時刻は夜間ですが、要する時間は長く、無防備な姿でいるわけですから、当然敵に気づかれては、どうにもならない状態でいるのですよね~。
こちらは、やっとの思いで葉の端っこにつかまっている感じの抜け殻です。
殻を抜け出すことは、命がけなんですね~。
庭で見かけるほとんどはアブラゼミですが、たまにカナカナゼミ(ひぐらし)の死骸を見かけることもあります。
死骸でありながら、その姿は、羽が透明で、一部緑がかった身体をしていて、あのカナカナカナ~と涼やかな鳴き声にふさわしい上品な様相を漂わせているのです。
住宅地でも生息するアブラゼミとは違って、カナカナゼミ(ひぐらし)は森林深くを生息場所として、朝方、夕方の涼しい時間帯に鳴くのだそうです。
カナカナカナ~と鳴く声に、なんとなく切ない夏の終わりを感じてしまうのは、鳴く時間帯とその涼やかな鳴き声が遠くの方から聞こえるせいかもしれませんね~。
夏を一気に駆け抜けていくセミ・・その声をもうしばらく楽しんでみることにしましょう!
本日はこれにて失礼いたします~。🎎