タマネギ(玉葱)栽培は、苗で決まる!・・良い苗とは? & 育てやすい品種
こんにちは。
そろそろタマネギ(玉葱)の種蒔き時期やニンニクの植え付け時期が近くなってきましたね~。
毎年タマネギは大収穫でしたが、昨年の玉ねぎ栽培は大失敗でした。
植え付け時期が例年と違っていたこと、それと通販で取り寄せたタマネギ苗が異常に大きく40センチ近くになっていたのですよ~。
こんなに長いの~? と思いながら植えたのですが、植え付け直後から、苗はどんどん枯れ果てていくのでした。😞
タマネギ栽培は、苗で決まる! というくらいに 植え付け時の苗の具合が収穫を決める と言われています。
玉ねぎ栽培は、種蒔きから始めるのと、苗を購入して植え付ける、の2通りありますが、適当な大きさに成長した苗を購入して植え付けすると失敗は少ないです。
最適な苗とは
長さ20センチ前後、太さは根元が鉛筆よりやや細めの6~8ミリくらい、根が白くて新鮮なものが良いとされています。
矢印の箇所の太さが6~8ミリ程度が目安。
これより大きい苗だとととう立ちしてしまい、小さい苗だと寒さで枯れてしまいます。
種撒き時期は品種によって微妙に異なりますがだいたい9月で、苗植え付け時期が11月中旬あたりまでが目安となります。
種蒔きから苗植え付けまでの期間で、最適な苗を作らなければならない、ということになりますね~。
種蒔きして苗植え付けまでの、育苗日数は55日が目安とされます。
品種の特徴と品種選び
タマネギの辛み成分は、硫化アリルで血液サラサラ効果が期待される成分です。
また、タマネギを小さくした ペコロス というものが店頭で見られますが、これは異なる品種ではなく、タマネギの苗を密植して小さく育てたものです。
今や、タマネギの品種はたくさんあって、どれを選んでよいか迷ってしまうほどですが、数年の玉ねぎ栽培で、品種選びはタマネギ栽培を成功させるかどうかを左右するもの、と感じています。
玉ねぎは、わかりやすく分けると、早生種、中生種、晩生種 になります。
早生種の特徴
収穫までの期間が短く、収穫量が少ない、貯蔵期間が短いタマネギです。
新タマネギとして売られているのはこの早生種で、小さめで甘みを特徴とします。
晩生種の特徴
収穫までの期間が長く、収穫量が多い、貯蔵期間が長いタマネギです。
大きく肥大して、強い辛味を特徴とします。
中生種は、早生種と晩生種の中間と考えれば良いでしょう。
どの品種を選んだらよいか迷ったら、中生種か晩生種が無難かと思います。
中生種、晩生種は、苗が根付けば、追肥をして勝手に大きくなってくれて、成長を強く感じられる育てやすいという印象があります。
早生種は、背丈が低めのせいか、成長している感じが薄く、病害虫に弱いように感じるのです。
今年の我が家で種蒔き予定の、玉ねぎの品種
中晩生種のネオアースと中生種のO・L黄の2品種の予定です。
ネオアースは、耐病性を持つ中晩生種。
O・L黄はとう立ちの少ない中生種。
2種類にする理由は同じ病気等の防止のためで、タマネギに関わらず、2つ以上の苗購入時は同じ病気等を避けるために別の品種を選ぶことにしています。
どちらの種袋の裏にも、育苗日数55日と表示され、育苗日数が60日を超えると老化苗となりとう立ちの傾向にある、と記載があります。
この記載からも分かるように、タマネギ栽培は、苗植え付け時の苗が物を言う! ことが分かりますね~。
今年の種蒔きは9月20日、苗植え付け日は11月15日に予定しています。
これまで1度だけ種蒔きから栽培したものの、主に苗を購入しての玉ねぎ栽培でした。
種蒔きから収穫できたら、喜びも倍増ですね~。
もしも育苗がうまくいかなかったら、苗を購入すればよいのです~!
本日はこれにて失礼いたします~。🎎