saienyosikoのブログ

神奈川県沿岸部在住。庭の隙間で家庭菜園をはじめて10年目です。虫たちの日常を垣間見ながらの楽しい毎日です。

プランターでタマネギ(玉葱)栽培・・・苗植え付け方法、追肥、収穫、保存

f:id:saienyosiko:20191024094952j:plain

こんにちは。

そろそろタマネギ(玉葱)苗の植え付け時期になってきました。

 

 

苗は、ホームセンターで購入するのですが、ちょうど植え付け時期に行くと売れ切れてしまっているので、ちょっと早めに出かけてみました。

中晩生のタマネギの苗植え付け時期は11月末くらいからが目安・・まだ早めですが・・すでに行きつけのホームセンターでは売れ切れ!

早生湘南レッドが4袋残っているだけ・・。😞

小さい畝なので、赤色タマネギの苗を植える余裕はなく、使い勝手の良い普通の白いタマネギが欲しいのです~!

しかし、冒険心が勝り、物は試しにと、残っているよれよれの4袋の中から、太さが6,7ミリで根が新鮮そうなもの(4袋しか残っていないので選びようもなく・・)を選んで購入したのです。

f:id:saienyosiko:20191024184812j:plain

長さ20センチ前後が適当、と言われていますが、葉、茎部分は枯れていて不明!

これで大丈夫なのだろうか・・・?

相当の不安を抱いての購入ですが。💦

タマネギ栽培は苗で決まる、と言われているのですが、葉は枯れていて、とても良い苗とは言えないですね~。

苗根元の太さは6~8ミリ、苗長さ20センチ前後、根が白く新鮮なもの、が良い苗の基準ですが・・。

苗根元の太さと根の具合は、かろうじて大丈夫でしょうか!?

この苗で収穫できたら、タマネギ苗の良しあしについての知識が深まることは間違いなし!・・・ ですね!?😃

上部はあちこち枯れていても、根は白くて元気そうに見えるので、なんとか育ってくれるのではないかと、かすかな期待を込めて、プランターで栽培してみることにしました。

f:id:saienyosiko:20191024184905j:plain

 

タマネギは、プランターでも問題なく収穫できるのですよ~。(苗次第ですが・・😥)

早生種の植え付けは11月中旬、中生種の植え付けは11月下旬となりますが、これはだいたいの目安と考えれば良いと思います。

この植え付け時期に合わせてホームセンターに行くと、購入したい種類の苗は既に売れ切れていて手に入らないことが多いので、どうしても早めに苗を購入して植え付けとなってしまいます。

昨年は通販で苗を購入したのですが、届いた苗は新鮮ではありましたが40センチは言い過ぎかもしれませんが随分大きく・・成長しすぎた苗で、良いタマネギ苗の基準からは外れていて、植え付け直後からどんどん枯れ果て結局収穫できませんでしたので、今年は苗を見て購入したい、と学習したのです。

それまではホームセンターの苗を植え付けて収穫していて、タマネギ栽培は簡単なものと思っていたくらいです。

昨年初めて通販で購入の苗を植え付けて収穫出来ない経験をして、改めて、タマネギ栽培は苗で決まる、という意味が分かったような気がします。

      

 苗植え付け方法

プランターサイズ 横58センチ×幅27センチ×高さ27センチ

@ プランター底に鉢底石を2センチほどの厚さに敷きます。

 

f:id:saienyosiko:20190921120549j:plain


@ 野菜培養土をプランターの上ふちから3センチほど下まで入れて平らにします。

@ 約10センチの間をあけて2列の溝を作ります。

@ 1列の溝に約10センチ間隔で、苗が根元から約2センチ程度の深さまで土中に入るように溝に挿し入れます。(根元の白い部分が地表に出るくらい)

 

枯れている葉は切り落として、こんな感じ。

f:id:saienyosiko:20191024190528j:plain

 

@ 苗根元の土を手で押して鎮圧します。

@ たっぷり水やりします。

以上で、植え付け作業完了です。

 

タマネギ栽培は真冬も外の厳しい環境で問題ありませんので、ビニールハウス等の保温は必要ありません。

 順調に成長すれば、翌年3月頃から膨らみを感じ、5月中旬頃には収穫できる大きさになるはずですが・・。

 このヨレヨレ苗は、今後どのような展開を迎えるのか興味深いところ・・!

 

ヨレヨレ苗でしたが、苗植え付けから約2か月後、随分成長しました。

f:id:saienyosiko:20191216090558j:plain

 

成長しすぎかな~という気配!

とうがたってしまう(先端にネギ坊主ができる)のではないか・・というくらい成長しています。

やはり、苗植え付け時期と植え付け苗の成長具合は、収穫を左右する条件のようです。

 

 追肥

植え付け後は、春先2月はじめから~3月末まで2週間ごとに化成肥料もしくはぼかし肥1つかみ(10g)を空いている中央に撒くか全体にパラパラ撒いて軽く土と混ぜます。または液肥を適量追肥します。

地植えの場合の追肥は春先に2回ですが、プランター栽培の場合は水やりの際に肥料が流れ出てしまうので2週間ごとになります。

1つかみの化成肥料もしくは有機肥料であれば ぼかし肥、を中央または全体にパラパラ撒いて、軽く土と混ぜ合わせます。

f:id:saienyosiko:20200305112143j:plain

3月上旬には、苗根元は2センチほどの太さに成長しています。

追肥を終えて、4月はじめには根元が3センチ近くに太ってきて、ずいぶん立派になってきました。

根元がどんどん膨らんでいる時は、乾燥しすぎると成長を阻止してしまうので水切れしない程度に水やりしますが、根も呼吸していますので過湿にも注意が必要です。

これから日に日に膨らみが確認できるほどに玉が大きくなってきます。

f:id:saienyosiko:20200406230029j:plain
f:id:saienyosiko:20200406230104j:plain

 

4月末の様子。だいぶ膨らんできました。

f:id:saienyosiko:20200505105231j:plain

 

収穫

5月中旬、苗の根元が倒れてきました。5~8割の苗が倒れたら収穫します。

f:id:saienyosiko:20200519093237j:plain

 

プランターの土が乾燥している天気の良い日の午前中に収穫して、半日太陽に当てて乾燥させます。球が水分を含んでいると収穫後に腐りやすくなります。

f:id:saienyosiko:20200519093328j:plain

保存

直接陽の当らない風通しの良い場所に、株ごとぶら下げる等して管理します。

適当な場所がない場合は、昼間は扉を開けて風が通るようにした物置等において保存します。

早生種は長期保存ができないので、収穫後は早めに食べてしまいましょう。

 

本日はこれにて失礼いたします~。🎎