タマネギが腐敗する!
昨年9月に種蒔き、11月に苗植え付け、そして5月に収穫時期を迎えたタマネギ。
小さい畝ですが、大なり小なり球になって大豊作!
収穫時、株を引き抜く際に根の張りがまったく感じられない球が5つありました。
株元をつかんで引き抜くと根張りの手ごたえ無し。
球をみると、根元から腐敗していました! 少しの腐敗臭も。
地際から腐敗しているようです。
他には地際から白くなっている球もあります。
症状と特徴
腐敗病と言って長雨時や梅雨時に発生する病気です。
地際から腐敗してきて、白いカビが生えます。
収穫時期をいつにしたら良いか迷ったくらい、収穫時期間近に雨と強風の日が続いていました。
予防と対策
敷きワラやマルチをして泥はねを防いだり、下葉を取り除いて風通しを良くする等の対策をします。
症状に気づいたら、株をすぐ引き抜いて破棄します。
抜いた株後に抗菌作用が期待される草木灰を撒いて対処します。
また、肥料のチッソ成分が多いと腐敗しやすい原因を作ってしまうので、肥料は適量を心がけます。
野菜づくりはお天気次第、ですからどうにもならないことも多いですが、初期の段階で気づけば被害が小さいうちに対策できますね~。
病害中は早めの対策で、なが~く収穫を楽しみたいものです!
本日はこれにて失礼いたします~。🎎