ツルなしインゲン栽培(プランター)・・・台風の時期の8月、ツルなし を種蒔き。
野菜高騰の今夏、8月に種蒔き出来て短期間で収穫できる野菜は・・・はやどりコマツナ(種まきから25日で収穫)、ミニチンゲンサイ(種まきから25日で収穫)、シュンギク(繰り返し収穫可能)、二十日ダイコン、コカブなどですね。
葉物野菜は比較的収穫までの日数が短いのですが、夏は害虫被害が多く、防虫ネットをかける等の対策は必須。
夏の時期は、どの野菜も害虫被害は避けられないのですが、特に葉物野菜は原形不明なくらいに食害されるので、できれば夏の時期の葉物野菜栽培は避けたいところですが・・。
葉物以外の野菜で8月に種蒔きできるのは・・・ツルなしインゲンの種袋を見ると、8月は種蒔き期となっています。
インゲンが8月に種蒔きできるとは知らなかった!
そうと知ったら、早速、8月に種蒔き実行。
興味のおもむくままに行動する、ことはとても楽しいですね~。
低温が好きなインゲンが8月に種蒔適期とは、いささか大丈夫? と疑問を呈しながらも、興味が止まらない。
通常5月に種蒔きして7月、8月と収穫しますが、8月に種蒔きして9月終わり頃から収穫できれば、1年に2度、収穫を楽しめるということになりますね~。
しかも、種袋には 超多収 と記載されているではありませんか!?
期待感倍増!!
* 種蒔できない品種と地域もあるので、種袋裏の種蒔き時期の確認が必要です。
8月は台風の季節でもあるので、8月初旬の今、種蒔きをするのであれば、台風の影響をまともに受けてしまうツル有インゲンよりはツルなしインゲンの方が良さそうです。
台風時に移動して避難できることを考えて、プランターでツルなしインゲンを育てることにしました。
目次
栽培環境等
科名 マメ科
発芽適温 25℃ (種袋裏の記載による)
生育適温 20℃前後 (種袋裏の記載による)
発芽までの日数 5~8日が目安 (種袋裏の記載による)
収穫までに日数 2か月
栽培のポイント
肥料と水分が不足するとサヤが育たないので、特に花が咲き出したら定期的な追肥と土が乾燥しているようならたっぷり水やりして管理します。
種蒔き
深さ30㎝以上のプランターが適当です。
直接種蒔きしても発芽が容易な暖かい時期は、直接プランターに種蒔きした方が移し替えの面倒もなく簡単です。
- 2㎝の厚さの鉢底石をプランター底に敷きます。
- 水やり時に水がプランター上から流れ出ないようにするために、プランター上部の3㎝下くらいまで野菜培養土を入れます。
- 20~30㎝間隔(プランターが大きければ30㎝間隔)に、1箇所に3粒の種を深さ1㎝に撒き土をかけます。
- 土と種が密着するように土表面を手のひらで抑えます。
- プランター底から流れ出るくらいにたっぷり水やりします。
以上で種蒔き作業は終了です。
インゲンは、種まき後は鳥による食害に注意、と言われるので不織布等をかけて予防します。
間引きと支柱たて
本葉が開いたら、鳥除けの不織布等を外して1箇所に2本を残して残りの1本を引き抜きます(間引き)。
1箇所に2本を残すことで、お互いに支えあって上に伸び、また収穫量も増えます。
草丈が50㎝ほどに伸びますので、株が倒れそうに伸びたら株のわきに支柱を立てて、紐で株を支柱に結んで(誘引)、倒れないように補強します。
追肥
種蒔き1か月後から、2週間おきに化成肥料、もしくは、ぼかし肥を1つかみ(10g)を全体にパラパラ撒く、または液体肥料を1週間おきに規定量に薄めて撒きます。
収穫
開花から10日ほど、サヤの大きさ12~13㎝が、柔らかくて美味しい収穫適期です。
サヤが15㎝くらいまでに収穫します。
ツルなしインゲンは収穫時期が約1か月と言われています。
台風に負けず、美味しい旬の味をいただきたいですね~。
本日はこれにて失礼いたします~。🎎