saienyosikoのブログ

神奈川県沿岸部在住。庭の隙間で家庭菜園をはじめて10年目です。虫たちの日常を垣間見ながらの楽しい毎日です。

トマト苗の管理・・・支柱先端を超えたら、ツル下ろし

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苗植え付けから約2か月、支柱の高さを越してしまったミニトマト苗。

そろそろ主枝を株元に引き下ろして高さを調整するころです。

 

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連日の雨の中、どちらかというと苗はヒョロヒョロ、ですが、実なり良し、味良しです。

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ミニトマトをプランターで育てる場合は、あんどん型の支柱を使用すると管理しやすいですが、残念ながらあんどん型の支柱はないので、太めの支柱1本を立てて管理しています。

 

できれば支柱を3本立てて、あんどん型にすると管理しやすいですよ。

 

 

 

主枝が支柱先端を超えてからの管理

支柱先端の高さまでトマト苗の主枝が伸びたら、株元の主枝を引き下げて管理しやすい高さにします。

 

  • 株元から30㎝くらい上までの高さの主枝についている葉を、ハサミで切り落とします。

 

葉を取り除いて、右写真のようにします。

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  • 留めてある主枝を、1度支柱から外します。

 

  • 葉を取り除いた主枝を、折らないように優しく株元に引き下ろします。

 

  • 引きおろした主枝をプランターの上に這わせのせるようにします。

 

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株の負担が少ないように、少しずつ下ろしてプランターに這わせていきます。

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  • 適当な箇所で主枝を支柱に留めます。

 

主枝が支柱先端を越したら、再び株元から30㎝ほどの長さを株元に引きおろす作業を繰り返して、引きおろした主枝はプランターの上に這わせるように回し重ねながら管理します。

 

1度に引き下ろす主枝の長さは、株にあまりストレスにならないように30㎝ほどが限度、を目安にします。

 

支柱1本で管理しているこの場合は、脇芽は随時取り除いて主枝1本だけを伸ばして管理しやすくします。

 

あんどん型支柱ですと、支柱外側に主枝を回し伸ばすことができるので、コンパクトに管理しやすくなりますね。

 

 どんな管理法も、トマトが収穫できる、に尽きるので、スペースに合った管理しやすい方法はそれぞれですね~。

 

乾燥が得意なミニトマト苗ですが、植え付けから今のところ雨続きで太陽の出番なし。

そのせいか、苗はヒョロヒョロと貧弱に伸びていますが、その割に実は鈴なり。

苗は貧弱ですが、鈴なりの実は甘くて美味!

 

ミニトマトは、1株に100個の収穫ができれば上出来ですね~。

野菜高値の今、少しでも多くの野菜が収穫できることを願うばかり。

 

本日はこれにて失礼いたします~。🎎

 

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ミツバ発芽!・・・土をかけない代わりに新聞紙をかけて乾燥防止。

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水分をたっぷり含んでいる土壌は、種蒔には好条件。

ほとんどの野菜の発芽環境で最重要なのは、発芽までは乾燥させないこと。

 

連日太陽が出ないので湿度が高いことを除けば、気温は酷暑というより、この時期としては涼しめ。

種蒔きすると、雨のおかげで水やり無しで簡単に発芽します。

 

発芽が難しいミツバも種蒔きから3日後、簡単に発芽しました。

好光性種子(光を感じて発芽し、土をかけすぎると発芽しない種子)の代表であるミツバは、発芽には光と水分が必要で、なかなか苦労するところ。

 

 

 

ミツバを発芽させるコツ

発芽まで乾燥させないこと、がポイントになります。

種蒔き後、土はかけないで種と土が密着するように軽く手のひらで土表面を押して、プランター底から流れ出るくらいたっぷり水やりした後、新聞紙をかけます。

 

新聞紙を土の上にのせるようにして、風で飛ばないように洗濯ばさみで留めます。

 

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新聞紙をのせることで、水分の蒸発を防ぐことができます。

種蒔きから3日後、新聞紙を外すと細くて白い芽が顔を出していました。

発芽後は、すぐ新聞紙を外して管理します。

発芽後、新聞紙をしたままですと、ヒョロヒョロの苗になってしまうので・・。

 

好光性種子なのに新聞紙を被せるの? と首をかしげたくなりますが、新聞紙を被せて感じる光くらいで発芽できる、ということですね。

 

種蒔きから4日後。

 

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 種蒔きから6日後。

 

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発芽成功ですね~!

 

雨降りが続いているのであれば、新聞紙をかぶせないでそのまま野ざらしで発芽します。

 

もともとは、水辺で自生しているミツバですので乾燥が苦手、日陰で育つ方が柔らかい葉が収穫できるくらい日陰でも良く育ちます。

 

日陰でも良く育つとなれば、日当たりの良い場所が少ない庭でも栽培できますね~。

暑い夏、水切れに注意すれば、繰り返し収穫できるありがたい野菜です。

 

本日はこれにて失礼いたします~。🎎

 

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今年もまた待望の、オクラの花が咲いた!・・・種蒔きから収穫までは2か月。

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 今日も雨、朝から遠くでセミの声が聞こえます。

7月も終わりだというのに、ず~っと雨で、セミの出番も少なげ。

セミもなかなか大変なのですね~。

 

今年の夏は、野菜高騰が続いていて、大変なのはセミだけではなさそう。

プランターには強風で疲労困憊した後、復活しそうなモロッコインゲン苗に小さなサヤが鈴なり状態、完全復活の気配にニンマリ。

 

そして、一昨日から、待望のオクラが開花!

庭にいながらにして、南国気分を味あわせてくれるオクラの花。

今年も、夏が来たっー!!

 

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雨の中に咲いていても、オクラの花は華やかですね~。

 

そして、オクラの花の上に沢山の蕾。

 

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翌日には花が落ちて、実が顔を出しました。

野菜高値の時期、オクラの収穫期がやって来るとは、なんとありがたいことか・・。

 

雨の中、オクラの葉はどれも、多くの日差しを浴びるために、葉を大きく広げて空に向かって背伸びしているように見えます。

 

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 株間15㎝ですので、大きい葉っぱは窮屈そう。

オクラは、草丈が1.5メートルほどにもなり、ヒマワリのようなたたずまいになります。

 

小さな庭に植えるので、大株にならないように、あえて株間を通常の半分にしてあります。

通常オクラの株間は30㎝と言われますが、株数が多くなるので収穫量も増える、栽培終了時に株を引き抜く際の作業が楽になる、ということを見込んで株間を15㎝にしてあります。

 

今年、はじめてアブラムシ除けにシルバーマルチをしたせいか、1か月以上の雨続きにもかかわらず、オクラの株はいつもより立派に育っています。

これ、マルチ効果ですね~。

 

マルチは、保温、保湿効果があり、特に生育初期の成長が良くなる効果が期待できるようです。

 

オクラは、種蒔から収穫まで約2か月、花が咲いてから収穫まで約1週間。

5月末日に種蒔き、7月23日に花が咲き、1週間後に収穫、ぴったり2か月です!

 

オクラの体内時計は、正確なのですね~。

決まった時期になるまでエネルギーを蓄えて、はじめて花が咲き実がなる、ということになりますね。

 

花が咲き始めたので、そろそろ追肥を開始する時期です。

2週間おきに化成肥料、もしくは、ぼかし肥を1㎡あたり1握り(30g)をパラパラ撒きます。マルチをしている場合は、株ごとに1つまみ(3g)をマルチ穴の株元に撒きます。

 

角オクラであればサヤが7~8㎝(10㎝になる前)、丸オクラであればサヤが12~15㎝(20㎝になる前)、が収穫の目安。

大きくなってしまうと筋張って硬く食べられなくなりますので、実ができたら3~4日後に成長具合を見てみると良いですよ~。

 

 収穫時は、下葉を一緒に切り取って収穫します。

 

真夏の暑さが得意なオクラ、これからオクラの出番ですね~。

 

 本日はこれにて失礼いたします~。🎎

 

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野菜価格高騰、そんな時は・・・虫除け効果のあるシュンギクと一緒に、 コカブ栽培! (プランター 夏撒き)

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長期の悪天候で野菜の高値が続きそうな気配なので、昨日に引き続いて、慌てて種蒔き。

 

通常、葉物野菜は、虫がいなくなってからの秋の終わりくらいから種まきをするのですが、野菜の価格が随分上がっていて、しばらく続きそうなので昨日から種蒔き開始。

 

暖かい時期の葉物野菜は、虫たちの餌食になってしまうのが常で、防虫ネット等をして防虫対策をしっかりしないと、せっせと育てたのにすべては虫に食べられて・・・残念、となってしまいます。

 

特に、アブラナ科の野菜全般は虫が付きやすいです。

アブラナ科であるコカブも虫が付きやすいので、虫を避ける効果があるシュンギク(キク科)と一緒に種蒔きすることにしました。

 

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 シュンギクは繰り返し収穫できるので、野菜が高騰している時期などは特に、長期に渡って収穫可能なありがた~い野菜です。

 

コカブの収穫は終わっても、シュンギクの収穫が続くという1つのプランターで2度美味しい、ということになりますね。

 

しかし、1つ、問題が・・。

種袋裏を見ると、コカブ、シュンギク、どちらも3月~11月までは種蒔き時期となっていますが。

酷暑期は発芽、生育不良防止のため、種蒔は控えてください、 と記載されています。

 

ここです。

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種袋裏に記載されていることは、栽培するにあたって大事な事項が書かれています。

たとえば、発芽適温や生育適温等、見逃してはもったいない!

 

しかし、今回は・・・一応、時期としては酷暑期真っ只中、実のところは避けたい時期ですが、連日の雨で酷暑には程遠く、しかも野菜高騰という余裕のない現実・・・種袋裏の記載事項に反して 苦渋の決断、種蒔実行!

 

コカブ、シュンギクはともに、生育適温が15~20℃と涼しい環境を好むので、酷暑であれば、7月と8月の種蒔きは避けた方が無難です。

 

プランターは深さ20㎝以上の物を用意します。

 

 

 

コカブ栽培環境

科名       アブラナ科

発芽適温     20~25℃

生育適温     15~20℃

収穫までの期間  1.5~2か月 その間収穫まで間引き菜が楽しめる。

 

シュンギク栽培環境

科名       キク科

発芽適温     15~20℃

生育適温     15~20℃

収穫までの期間  1か月

 

コカブ種蒔き

  • 10~15㎝の間隔をあけて、支柱等で深さ1㎝の溝と深さ5㎜の溝を2列作ります。

 

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  • まずは深さ1㎝の溝1列に、コカブの種を1cm間隔で撒きます。

 

  • 土をかけ、種と土が密着するように軽く手で抑えます。 

 

 シュンギク種蒔き

  • 深さ5㎜の溝に1㎝間隔で種蒔きします。

 

  • 厚さ2.5~5㎜ほどの土をかけて、土と種が密着するように手のひらで土表面を軽く押します。

 

シュンギクは光を感じて発芽する種子(好光性種子)ですので、覆土量が多いと発芽しないので要注意です。

 

 コマツナとシュンギクの種蒔き後、プランター底から流れ出るくらいたっぷり優しく水やりします。

 

水やり後、新聞紙を敷いておくと、乾燥を防止できて3~4日後には発芽が見られます。

 

 こんな感じ。飛ばないように洗濯ばさみで留めました。

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発芽後は新聞紙を外します。

虫除け効果のあるシュンギクですが、薬剤のようにまったく虫を寄せ付けない、というわけではないので、発芽後に防虫ネットをかけます。

 

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プランター両端と中央の3か所に、U字型に曲げた針金を土に挿して防虫ネットの支えとしました。

 

 

 

発芽後の管理 

 

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コカブ、シュンギクともに本葉1~2枚のなったら3㎝間隔、本葉3~4枚で6㎝間隔、本葉4~5枚になったら10㎝間隔に間引きをし、間引きの際は根元に土を寄せて株がぐらつかないようにします。

 

種蒔き1か月後から2週間おきに、化成肥料、もしくは ぼかし肥 を1つかみ(10g)をパラパラ撒く、または1週間おきに液体肥料を適量撒きます。

 

土が乾燥しているようならたっぷり水やりをして管理します。

間引いた苗は、食べれますよ~。

 

収穫

コカブは地際に膨らんだ球が、直径5㎝ほどになったら収穫時期です。

 

シュンギクは脇芽が10㎝ほどになったら収穫し、草丈30㎝ほどになったら根元から下葉3~4枚ほど残して主枝を切り取って収穫すると、再び脇芽が出て来ます。

 

 

コカブとシュンギクの種蒔きをしたからには、今年の夏は酷暑にならないことを願うばかり。

 

本日はこれにて失礼いたします~。🎎

 

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野菜価格高騰、そんな時は・・・短期間で育つ野菜、ミニチンゲンサイ!(プランター 夏撒き)

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長期にわたる悪天候によって野菜は高値、ある程度予測はしていたものの、実際の価格高騰を目にすると・・大慌て、困った~!

高値でも、野菜は毎日たくさん食べたい。

そこで、少しでも多くの野菜収穫を目指して、早速種蒔き。

 

短期で収穫できる野菜と言えば葉物野菜。

極短期で収穫できるメジャーな野菜は、ミニチンゲンサイやコカブなどですね~。

 

普段からチンゲンサイは、ミニチンゲンサイを選んで種蒔きします。

プランターでも簡単に栽培できる野菜です。

夏の今でしたら、種蒔から25日で収穫、とかなり最短で収穫できるのです。

 

種蒔きから収穫まで日数が少ないということは、病害虫被害を受ける日数も少ないということ、草丈10~15㎝で収穫できるので、切らずにそのまま料理に使用できて見た目が可愛らしいということ、の2つの理由からミニチンゲンサイを選んでいます。

 

ミニのチンゲンサイは、ミニチュアのようなかわいらしい見た目と株全体の柔らかさが特徴です。

 

 

 

 

ミニチンゲンサイの栽培環境

科名       アブラナ科

発芽適温     20~25℃

生育適温     20℃前後

 

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種蒔き時期も3~12月と長期間に渡っていて、ほぼ1年中栽培できるお手軽野菜です。 

 

 種蒔き

プランターは深さ15㎝以上もあれば適当。

収穫期間が短いので、鉢底石がなくても良しです。

収穫まで追肥をしないで一気に育てます。

 

  • プランター上部から3㎝ほど下まで野菜培養土を入れます。

 

  • 横列10~15㎝間隔にして、支柱等で深さ1㎝ほどの深さの溝を作ります。

 

  • 溝に1㎝ほどの間隔に種蒔きします。

 

  • 土をかけて、種と土が密着するように手のひらで土表面を軽く押します。

 

  • プランター底から水が流れ出るくらいにたっぷり優しく水やりします。

 

  • ミニチンゲンサイは、アブラナ科ですので、アブラムシ等の害虫が付きやすい野菜ですので、種まき後はすぐに防虫ネットをかけます。

 

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プランターの両端と中央の3か所に、U字型にした針金を挿して防虫ネットを支える支柱としました。

 

以上で、種蒔き作業は終了です。

 

発芽後の管理

 

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種蒔き後、3~4日が発芽の目安。

発芽が揃ったら2~3㎝間隔、本葉が2~3枚になったら5㎝間隔に間引きをして、間引き後は、根元に土を寄せて苗がぐらつかないように手で抑えます。

 

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土が乾燥しているようなら、たっぷり水やりしながら収穫まで管理します。

 

 

収穫

草丈10~15㎝ほどを目安に、株根元がぷっくらとしてチンゲンサイの形になってきたら収穫です。

収穫までの目安は、夏の時期は25日、春や秋は40日です。

 

 

超特急でミニチュアチンゲンサイの出来上がりです。

そのままの姿で、炒め物や天ぷらなど楽しめますよ~。

ミニチンゲンサイ、1度育てたら病みつきになるくらい可愛らしい、おすすめ野菜です。

 

本日はこれにて失礼いたします~。🎎

 

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強風雨でヨレヨレのモロッコインゲン苗、痛んだ葉を取り除いて返り咲きを狙う!

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今年はなが~い雨と強風続きで、梅雨が終わる前に夏野菜の苗たちは、相当お疲れ状態。

収穫はじめたばかりのキュウリ苗は新しく植え替え、葉っぱが傷だらけのナス苗も思い切って剪定をして秋ナスの準備・・・と夏本番はこれからというのに・・・ヤレヤレ。

 

7月から肥大時期になるサツマイモ、肥大時期の日照時間が味の決め手になる、というのに、7月はまるまる雨、雨。

 

夏野菜の中では、1番楽しみにしているサツマイモ、今年はこれまでの2倍の広さにして植え付け・・その味は期待できそうにありませんが、これからの太陽キラキラに期待を込めて収穫を待つことにします。

 

お天気次第の野菜の成長、ここはお天気に身を任せるしかありませんね~。

 

まだ収穫が始まってから1か月も経つか経たないか、同じくモロッコインゲンもヨレヨレで、花1つもなく苗を抜き取って何か別の物を植えようかと思案していたのですが。

 

葉っぱはこんな感じ。

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しかし、収穫が始まってから1か月も経つか経たないかで、モロッコインゲンの収穫時期は2か月と言われていますので、半分やっと過ぎたところ。

 

とりあえず追肥をしてみると蕾や花が付き始め、株元には青々とした若葉が育っているではありませんか!?

 

青々とした元気な若葉に花がついています。

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なんと、素晴らしい再生力!

思っているよりも野菜たちは、もっともっとエネルギッシュでタフなのだ、と思い直した次第。

 

 早速、枯れたり痛んだりしている葉を取り除いてスッキリさせて、次なる収穫に備えました。

痛んだ葉がワサワサしていたせいか、コガネムシやカメムシの住処となっていたようです。

 

コガネムシたちは、大食漢。

コガネムシの成虫は葉を食害して、幼虫は土中のサツマイモなどを食害する困り虫なのです。

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食べたあとは、出るものは出すという生き物の一連の行動。

コガネムシの真下にある葉っぱに大きな落とし物(糞)が残されていました。

 

丸印がコガネムシ、矢印は落とし物。 結構立派な落とし物。

 

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こちらはホソヘリカメムシと言ってカメムシの仲間。

 

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カメムシはサヤの汁を吸ってしまうので、サヤが変形したり太らなかったりする被害があります。

 

野菜栽培にとって、これらの害虫たちは、見つけたら捕獲と言われますが、今のところ見て見ぬふり。

 

無農薬野菜の栽培は虫がいるのが当たり前、横目で見てスルーしてしまう今日この頃。

スルーというよりも、そのままにして虫の観察をすると、これまた楽しいのです。

 

すでに第1波モロッコインゲン収穫では相当数の収穫量があったので、第2波収穫の期待も大きい!

 

そろそろ梅雨も明ける頃、モロッコインゲン再収穫が待ち遠しい。

 

本日はこれにて失礼いたします~。🎎

 

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葉ネギ発芽!・・・コンパニオンプランツとしての働きもあるお役立ち野菜

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種蒔きから4日を過ぎ、しっかり発芽の様子を見せる葉ネギ。

 

葉ネギの種袋裏には、種蒔から発芽まで10日くらいが目安、と記載されていますが、

3月~10月までの春先から秋口までと 種を撒く時期が長期に渡っているので、発芽気温20~25℃の最適気温時期に種蒔きすると種まき後3~4日で発芽が見られ、気温が低い3月や10月などの種蒔き時は、発芽まで10日ほどかかるということですね。

 

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葉ネギは薬味として利用する事が多いですが、干しネギ苗にして再度植え付けして株を大きくする、ということもできます。

 

干しネギ苗とは、春に種蒔きして育てたネギ苗を7~8月に掘り起こして、1か月間風通しの良いところでネギを吊るして乾燥させてカラカラ状態にさせたものです。

 

吊るす場所は日陰の風通しの良い場所と言われますが、普通の住宅ではそういった場所はないですね~。

 

そこで昨年、掘り起こした苗をプランターの上に並べて日中は太陽ギラギラのところに出して、夜は雨降りを避けるために物置に取り込んで管理しました。これを繰り返したところ、苗がカラカラに干からびるまで約1か月。

 

左写真の苗が、1か月の間太陽にさらされて右写真のカラカラ苗に出来上がり~!

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詳細に関しては、以前記載しましたので省略しますが。

 

そのカラカラ干からびた苗を植え付け後、噂通り超高速で成長を遂げました。

日陰がなくても、太陽ギラギラの下でも干し苗は出来上がるようです。

 

大丈夫?と思うほどに干からびたこの苗ですが、侮るなかれ! ・・その再生力は素晴らしく、目を見張るほどあっという間に太いネギに成長するのです。

 

カラカラ状態の苗には再生するためのエネルギーが蓄えられていて、土中に埋めるとそのエネルギーが爆発したかのように急成長をするのです。

 

その成長ぶり、みなぎる生命力を、是非1度見ていただきたいと思うくらいです。

 

ネギ苗は、間引きした苗を別の場所に移し替えても簡単に根付きますし、また、キュウリやナス苗の病害虫除けに一緒に植え付けするという使い方もできます。

 

他の野菜苗と一緒に植え付けして病害虫を予防し、共に成長できる植物をコンパニオンプランツと言います。

 

 

 

ネギはコンパニオンプランツの代表ともいえる植物でもあります。

たとえば、キュウリ1苗と一緒に2~3本のネギ苗を植え付けするとキュウリの葉を食害するウリハムシ除け効果があったり、ナス苗と一緒に2~3本のネギ苗を植え付けするとナス苗の青枯病を予防する働きがあったりします。

 

薬剤使用をしないで野菜を育てる場合、コンパニオンプランツを利用しない手はないですね~。

良く知られているのは、トマトの代表的なコンパニオンプランツとして食べても相性の良いバジルですね。

 

植物もうまく共存しながら成長しているということでしょうか!?

なにかと便利なネギ、冬にたくさん収穫できたらお鍋に大活躍ですね~。

 

本日はこれにて失礼いたします~。🎎

 

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