葉ネギ発芽!・・・コンパニオンプランツとしての働きもあるお役立ち野菜
種蒔きから4日を過ぎ、しっかり発芽の様子を見せる葉ネギ。
葉ネギの種袋裏には、種蒔から発芽まで10日くらいが目安、と記載されていますが、
3月~10月までの春先から秋口までと 種を撒く時期が長期に渡っているので、発芽気温20~25℃の最適気温時期に種蒔きすると種まき後3~4日で発芽が見られ、気温が低い3月や10月などの種蒔き時は、発芽まで10日ほどかかるということですね。
葉ネギは薬味として利用する事が多いですが、干しネギ苗にして再度植え付けして株を大きくする、ということもできます。
干しネギ苗とは、春に種蒔きして育てたネギ苗を7~8月に掘り起こして、1か月間風通しの良いところでネギを吊るして乾燥させてカラカラ状態にさせたものです。
吊るす場所は日陰の風通しの良い場所と言われますが、普通の住宅ではそういった場所はないですね~。
そこで昨年、掘り起こした苗をプランターの上に並べて日中は太陽ギラギラのところに出して、夜は雨降りを避けるために物置に取り込んで管理しました。これを繰り返したところ、苗がカラカラに干からびるまで約1か月。
左写真の苗が、1か月の間太陽にさらされて右写真のカラカラ苗に出来上がり~!
詳細に関しては、以前記載しましたので省略しますが。
そのカラカラ干からびた苗を植え付け後、噂通り超高速で成長を遂げました。
日陰がなくても、太陽ギラギラの下でも干し苗は出来上がるようです。
大丈夫?と思うほどに干からびたこの苗ですが、侮るなかれ! ・・その再生力は素晴らしく、目を見張るほどあっという間に太いネギに成長するのです。
カラカラ状態の苗には再生するためのエネルギーが蓄えられていて、土中に埋めるとそのエネルギーが爆発したかのように急成長をするのです。
その成長ぶり、みなぎる生命力を、是非1度見ていただきたいと思うくらいです。
ネギ苗は、間引きした苗を別の場所に移し替えても簡単に根付きますし、また、キュウリやナス苗の病害虫除けに一緒に植え付けするという使い方もできます。
他の野菜苗と一緒に植え付けして病害虫を予防し、共に成長できる植物をコンパニオンプランツと言います。
ネギはコンパニオンプランツの代表ともいえる植物でもあります。
たとえば、キュウリ1苗と一緒に2~3本のネギ苗を植え付けするとキュウリの葉を食害するウリハムシ除け効果があったり、ナス苗と一緒に2~3本のネギ苗を植え付けするとナス苗の青枯病を予防する働きがあったりします。
薬剤使用をしないで野菜を育てる場合、コンパニオンプランツを利用しない手はないですね~。
良く知られているのは、トマトの代表的なコンパニオンプランツとして食べても相性の良いバジルですね。
植物もうまく共存しながら成長しているということでしょうか!?
なにかと便利なネギ、冬にたくさん収穫できたらお鍋に大活躍ですね~。
本日はこれにて失礼いたします~。🎎