強風雨でヨレヨレのモロッコインゲン苗、痛んだ葉を取り除いて返り咲きを狙う!
今年はなが~い雨と強風続きで、梅雨が終わる前に夏野菜の苗たちは、相当お疲れ状態。
収穫はじめたばかりのキュウリ苗は新しく植え替え、葉っぱが傷だらけのナス苗も思い切って剪定をして秋ナスの準備・・・と夏本番はこれからというのに・・・ヤレヤレ。
7月から肥大時期になるサツマイモ、肥大時期の日照時間が味の決め手になる、というのに、7月はまるまる雨、雨。
夏野菜の中では、1番楽しみにしているサツマイモ、今年はこれまでの2倍の広さにして植え付け・・その味は期待できそうにありませんが、これからの太陽キラキラに期待を込めて収穫を待つことにします。
お天気次第の野菜の成長、ここはお天気に身を任せるしかありませんね~。
まだ収穫が始まってから1か月も経つか経たないか、同じくモロッコインゲンもヨレヨレで、花1つもなく苗を抜き取って何か別の物を植えようかと思案していたのですが。
葉っぱはこんな感じ。
しかし、収穫が始まってから1か月も経つか経たないかで、モロッコインゲンの収穫時期は2か月と言われていますので、半分やっと過ぎたところ。
とりあえず追肥をしてみると蕾や花が付き始め、株元には青々とした若葉が育っているではありませんか!?
青々とした元気な若葉に花がついています。
なんと、素晴らしい再生力!
思っているよりも野菜たちは、もっともっとエネルギッシュでタフなのだ、と思い直した次第。
早速、枯れたり痛んだりしている葉を取り除いてスッキリさせて、次なる収穫に備えました。
痛んだ葉がワサワサしていたせいか、コガネムシやカメムシの住処となっていたようです。
コガネムシたちは、大食漢。
コガネムシの成虫は葉を食害して、幼虫は土中のサツマイモなどを食害する困り虫なのです。
食べたあとは、出るものは出すという生き物の一連の行動。
コガネムシの真下にある葉っぱに大きな落とし物(糞)が残されていました。
丸印がコガネムシ、矢印は落とし物。 結構立派な落とし物。
こちらはホソヘリカメムシと言ってカメムシの仲間。
カメムシはサヤの汁を吸ってしまうので、サヤが変形したり太らなかったりする被害があります。
野菜栽培にとって、これらの害虫たちは、見つけたら捕獲と言われますが、今のところ見て見ぬふり。
無農薬野菜の栽培は虫がいるのが当たり前、横目で見てスルーしてしまう今日この頃。
スルーというよりも、そのままにして虫の観察をすると、これまた楽しいのです。
すでに第1波モロッコインゲン収穫では相当数の収穫量があったので、第2波収穫の期待も大きい!
そろそろ梅雨も明ける頃、モロッコインゲン再収穫が待ち遠しい。
本日はこれにて失礼いたします~。🎎