タマネギの苗栽培 (春植え用苗)・・・ニンニクと混植、植え付けから1か月の様子、収穫、保存
こんにちは。
タマネギ苗の植え付けは11月頃と思っていたのですが、なんと春に植え付けできるタマネギ苗があるということを知りました。
2月頃に植え付けするらしい・・・という情報を知り、ホームセンターに行っては見たものの、タマネギの苗らしきものは見当たりません。
通販を調べると・・・見つけました!
しかし、苗の代金よりも送料の方が高く、随分と高額なタマネギ苗になってしまうではありませんか。😞
興味には勝てず、購入!
届いた苗というのは、30センチほどに伸びた1センチほどの太さの立派な新鮮な苗です。
晩生種ですね~。
新鮮でしっかりした苗です。
2時間ほど根を水につけ置きました。
春植え用のタマネギ苗があることをはじめて知り、どの程度の苗が今の時期の植え付けに適しているのか・・・知識ゼロ です!
庭の空き地は・・これも ゼロ。 😢
ニンニクを植え付けている場所の、空いているスペースに植え付けることにしました。
庭を利用して家庭菜園をする場合、場所の確保に苦労しますね~。
行間隔にゆとりをもって植え付けてあるニンニク畑・・・ここしかないでしょう!
種ニンニクを植え付け時に、たまたまあった刈った芝をのせ防寒用としました。
これまでは、マルチもしたことがなく、防寒をしたのははじめてです。
ニンニクと混植
苗植え付け前に、被せている芝を取り除き、草木灰2握りをニンニク畑全体に撒きました。
土壌の酸度調整のために、種蒔や苗植え付け時には必ず草木灰を撒くことにしています。
酸度調整には苦土石灰等がよく使用されますが、私流は病気感染等予防にも効果があると言われ、土壌にやさしい感じがする草木灰を使用します。
草木灰を撒く場合は、まず1株に少量をパラパラ撒いて様子を見ます。
以前、草木灰を撒いた直後に株が枯れてしまったことがありました・・・アルカリ性が強すぎる草木灰もあるようですので。
ニンニク苗の間にタマネギ苗を植え付けました。
この畑は、2月はじめに追肥をしていますので、肥料は省略です。
10センチ間隔で苗根元の白い箇所が地表に少し出るくらいに植え、タマネギの玉の成長に影響しますので深植えをしないよう注意します。
水やりをして植え付け作業終了!
株間を広くすればタマネギ玉は大きくなり、狭くすれば小さくなります。
ちなみにペコロスは、株間を狭くして育てたものです・・株間5センチくらい。
タマネギの苗は、これから沢山葉の枚数が増えワサワサ成長したのち、タマネギの玉が膨らんできます。
ワサワサ成長した葉を食べるために、タマネギの玉が膨らみ始めのころに収穫する、こともできます。
タマネギの玉が膨らんでしまうと葉は枯れて固くなってしまうのですが、玉が膨らみ初めの頃の葉は青々として柔らかくて絶品ですよ~。
タマネギ苗とニンニク苗は追肥回数と時期がほぼ同じですので、残り1回の追肥をすれば、どちらも5月末には収穫できるはずです。
追肥時期は2月初旬~3月下旬の間に2回が適当で、最初の追肥が2月初旬でしたので、2回目の追肥は1か月後の3月初旬とします。
追肥時期が遅れると収穫後腐りやすくなったりと不都合がでてきますので要注意ですね。
植え付け場所がなくニンニクとタマネギの混植という形になってしまいましたが、これからの展開が楽しみです!
植え付けから1か月の様子
ニンニク苗の間に植え付けたタマネギ苗(赤い矢印)は、枯れることなく根付いたようで、苗がピンと立ってきました。
黄色、白色の矢印は、ニンニクの苗です。
4月はじめの様子。
追肥を終えて3月中旬頃から成長が著しく、根元が1.5~2センチ近くにしっかりしてきました。
収穫
タマネギの根元が折れだしました。畝の5~8割の株の根元が倒れたら収穫時期です。
春先に植え付けた苗からこんなに収穫。 小ぶりですが大豊作!
右側にあるのがニンニク。収穫はほぼ同じ時期です。
晴れた日が2~3日続いて土が乾燥している午前中に収穫します。球が濡れた状態で収穫すると、保存中早くに腐ってしまいやすいです。
半日、太陽に当てて乾燥させます。
保存
4~5個づつ根元を紐で縛った状態で吊るして、風の通りが良い日陰の場所で保存します。葉も根もそのままで保存した方がより長く保存ができます。
タマネギの春苗を植え付けしたのははじめてでしたが、小ぶりながらしっかり収穫できました。小ぶりのタマネギは大玉に比べて味も濃くて、長期に保存できて良いのですよ~。
本日はこれにて失礼いたします~。🎎