saienyosikoのブログ

神奈川県沿岸部在住。庭の隙間で家庭菜園をはじめて10年目です。虫たちの日常を垣間見ながらの楽しい毎日です。

水耕栽培・・・マグカップと茶こしで簡単! レッドキャベツスプラウト栽培

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種蒔から収穫まで約1週間ほどと超高速で成長するスプラウト(新芽)。短期に収穫できる上に栄養価が高い、しかも、土も肥料も使うことなく、マグカップと茶こしと水で簡単に栽培できるのです。

目次

 

スプラウト(新芽)栽培では、かいわれブロッコリーが良く知られていて、その発芽、成長の速さはピカイチです。最初のスプラウト栽培におすすめは何と言っても かいわれブロッコリー ですね~。かいわれブロッコリーが収穫できたら、次に挑戦したいスプラウトはレッドキャベツスプラウトではないかと思います。1週間ほどで収穫できるかいわれブロッコリーに比べて、3~4日遅く日数がかかります。

 

緑色の丸印に無消毒種子と記載されているように、新芽を食べるのでスプラウト専用の種を購入します。通販で購入できます。

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水耕栽培は、通常はスポンジやキッチンペーパーを使用するのですが、これまで数回試しましたが、スポンジやキッチンペーパーが栽培途中で変色(カビと思われます。)してしまい上手くいきません。

そこで、スポンジやキッチンペーパーの代わりに、茶こしを使っての栽培法です。

栄養

種蒔から短期間で収穫できるスプラウト(新芽)は栄養が凝縮されています。レッドキャベツスプラウトは赤紫色の茎が特徴で抗酸化作用が強くビタミンCが豊富でマイルドな味が特徴です。

準備する物

@ レッドキャベツスプラウト用の種

@ 茶こし(底が平らな物、100均で購入)

@ マグカップ(深さのある大きめのもので、茶こしがふちに載せられれば、みそ容器やペットボトルでOK)

 

種蒔の手順

  •  茶こしの底に重ならないように種を入れて、水で種を洗い流すように回しかけます。

    隙間を作らずに重ならないよう敷き詰めるような量にすると、新芽がそろって真っ直ぐに伸びます。

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  •  マグカップに茶こしをのせた際に、茶こし底に水が着くくらいの水をマグカップに入れます。種が発芽するには、水、酸素、適温、が必要で、種が水に埋もれてしまうと呼吸ができなくなり発芽が阻止されてしまいます。水の量は、種を水の中にすっぽり入れるのではなく、種の底が着くくらいにするのが発芽させるコツです。

     

    透明の容器のように、茶こし底が届くくらいに水を入れます。

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  •  種袋裏に 暗くする、20~25℃が適温 と記載されていますので、アルミホイルで被って光を遮断して保温して箱に入れる等、適温を作ります。気温が高い時期は暗い場所に置く等、適温を作ります。

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    気温が低い時期は箱に入れる等して管理します。

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  •  容器の水は毎日1回取り替えます。気温の高い時期は数度の水の取り換えが必要です。 

 根も呼吸していますので根が伸びてくると水の濁りや腐敗が心配になります。大きめの容器にたっぷりの水で栽培するようにしましょう。また、気温が高い時期は直射日光の当たらない場所で管理して水温上昇を抑えるようにします。

容器をアルミホイル等で囲う等すると多少なりとも水温上昇を抑えることができます。

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 発芽の様子

種蒔4日後の様子。

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種蒔5日後の様子。

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種蒔6日後の様子。

5センチくらいまで伸びたらアルミホイルを外して管理します。日差しを浴びることで葉が緑化して栄養価が高くなります。気温が低い時期はビニールをすっぽり被せて暖かい窓際に置き、気温が高い時期は直接陽の当たらない明るい場所等、適温の20~25℃になるよう管理します。根には直接陽が当たらないよう、また、水温上昇防止のために、透明な容器であれば箱に入れる、または、容器の周りをアルミホイルで囲う等します。

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種蒔11日後の様子。

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そろそろ食べ頃です。根元をつかんで静かに全部一緒に引き抜くと根ごときれいに抜けます。または根元で切り取って収穫します。

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いかがでしたか~? 短期間で収穫できる栄養満点のスプラウト、おうち野菜を楽しんでみませんか?

 

本日はこれにて失礼いたします~。🎎