オクラ発芽!・・・発芽を阻止するのは?
オクラ・・・5月末に種蒔き、幾多の苦難を乗り越えて6月中旬にやっと発芽がそろいました!
オクラの種は虫たちの好物らしく、種撒き直後はアリ、土中に芽が出たての時はダンゴムシ、地上に発芽するとナメクジに狙われて、発芽するまでにはあまりにも過酷な環境にさらされるのです。
虫たちの楽園となっている草だらけの庭(我が家)では、オクラの発芽がそろうまでは苦労します。
オクラが発芽するには25~30℃の気温が必要で、5月下旬~6月初旬くらいから種蒔きすると順調であれば2~3日で発芽するのですが、美味しいオクラは虫たちにも大人気。
毎年のこと、発芽がそろうのは最初の種蒔きから2週間後くらいでしょうか・・。
この間、種まき後3~4日様子を見て、発芽していなければ再度種蒔きする、という作業を繰り返して、やっとすべての撒き穴に芽がそろうまで約2週間なのです。
ヤレヤレ~。
オクラの種が発芽しない原因
オクラが発芽しない原因は、石灰等を撒いて土壌の酸度に問題がなければ、次の4つが考えられます。
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オクラの発芽気温(25~30℃)に達していない。 気温が適当であるかは発芽を左右する一番の要因です。
5月下旬くらいからの種蒔きは種まき後2~3日で発芽しますが、5月初旬ですと不織布等の保温対策をしても7~10日くらいかかります。
また、生育気温も高いオクラは、気温が上がらないと成長も静止状態になるので、気温が十分上がってから種蒔きすることがポイントです。
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土が乾燥している。 発芽までは乾燥しないように水やりします。
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種蒔きの深さが深い。 1cmほどの深さに種を撒きます。
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種蒔き直後から虫たちに食べられている。アリ、ダンゴムシ、ナメクジの食害は、発芽を見るまでは要注意です。
発芽はしないのに、土が動いている様子を感じたら、これらの虫たちに食べられてしまっている可能性が高いです。
そんな時は、1穴に多くの種を撒く、諦めずに種蒔きをする、等を繰り返します。
双葉の状態の苗のうちは、ナメクジの食害は続きますので、本葉が出た頃に間引いて1穴1本にして育てます。
本葉が出てくると、ナメクジの食害も落ち着いてきます。
オクラの発芽は、虫たちとの競争です。
美味しいオクラを食べるため、虫たちに負けるわけにはいかないのです!
本日はこれにて失礼いたします~。🎎