畑に来訪虫、テントウムシ・・・害虫退治に貢献!
薬剤を使用していない庭は、虫たちの楽園です。
植物にとっては、害虫となる虫も益虫(害虫を食する虫のことを言う)となる虫も仲良く?共存しています。
害虫となる虫が来るから益虫となる虫が来るのか・・・実のところはわかりませんが。
春先から姿を見るカナヘビ、歩き方が特徴的なヤモリ、アリ、ダンゴムシ、ナメクジ、ウリハムシ、カメムシ、テントウムシ、カマキリ、トンボ、セミ、等々、小さな子供が喜びそうな庭ですね~。
虫たちの楽園化した庭の隅で、野菜を育てています。
ですので、庭は、植木や花や野菜の植物がごちゃ混ぜに成長している状態で、ある意味ワイルドですね~。
野菜以外の植物には、1年を通して水やりも肥料も与えることはなく、あるがままの自然任せです。
自然まかせ雨まかせ、にもかかわらず、新しく植え付けした植物は別として、植木や花が枯れることもなく、枯れるどころか年々大きくなって株を増やしているのです。
水を与えたり肥料を与えたりすると植物の根がその環境に甘んじて根を張る必要がなくなって弱い株になってしまい、何も与えない植物の根は自らの力で生き延びようと水と肥料を求めてどんどん根を張って強い株に育つのだそう。
野菜もそう願いたいところですが、狭~い畝に植える野菜たちは、これらのワイルドな植木たちには太刀打ちできず、定期的に肥料を与えられて、やっと実を付けてくれます。
狭い庭で植木や花と一緒というのは、風通しや日当たりも当然悪くて虫たちの数も多いという、野菜を育てるには決して良い環境とは言えません。
それでも、日陰でも育つ野菜を植えてみたり、日当たりの良い場所を探してお気に入りの野菜を植えてみたりと工夫することも楽しいことです。
薬剤使用はしない、この狭い庭での野菜栽培には、害虫を食べてくれる虫(益虫)は、嬉しい来訪虫です。
テントウムシは益虫
嬉しい来訪虫。 テントウムシ!
テントウムシは、幼虫も成虫もアブラムシやハダニを食べてくれるので、野菜づくりにはありがたい益虫です。
テントウムシの姿を見ると嬉しくなります・・お待ちしておりました~!
テントウムシダマシは害虫
テントウムシダマシの幼虫も成虫も、葉、茎、実を食害し枯らしてしまう害虫なので要注意です!
テントウムシダマシの幼虫が葉を食べている様子。
タワシのようなトゲトゲの突起を特徴とする幼虫。
被害を受けた葉は、茶色く網目の透かし状になり枯れてしまう。
テントウムシダマシの成虫の被害も同じ。
成虫は、姿はテントウムシで星が28個あり、キラキラ光沢のあるテントウムシとは異なり、光沢がなくて鈍い色をしているのを特徴とします。
これがテントウムシダマシの成虫。
幼虫のうちは葉裏、成虫になると葉表にも姿を現しますので、見つけたらガムテープでペッたんぺったんくっ付けて取り除きます。
姿形に騙されてはいけない、テントウムシダマシ!
本日はこれにて失礼いたします~。🎎