saienyosikoのブログ

神奈川県沿岸部在住。庭の隙間で家庭菜園をはじめて10年目です。虫たちの日常を垣間見ながらの楽しい毎日です。

ショウガ栽培・・・収穫までは3回の追肥と土寄せだけ、野菜づくりをはじめたばかりでも簡単に収穫!

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5月中旬過ぎに植え付けた種ショウガが、ちらほら発芽しだしてきました。

植え付けから、まだ1か月ほどしか過ぎていないのに、今年は随分にはやい発芽です。

 

 

 

今年は、ショウガの収穫は諦めていたのですが・・・というのも種ショウガのつもりが食用のショウガを購入してしまったのでした。

何という大失態! 

どうみても、芽が出そうなところがなさそうな食用のショウガ。

仕方なく、最小限の期待を込めて植え付けしてはみたものの・・・。

 

なんと、植え付けから1か月半後に芽が出るとは・・・めでたし、めでたし!

 

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昨年は5月初旬に種ショウガを植え付けて、1か月が過ぎても、2か月が過ぎても、いっこうに発芽が見られず、諦めていた9月頃に数本成長している苗に気づいたくらいでした。

しかし、発芽があまりに遅くて追肥もままならなかったわりには、まあまあの収穫に至りました。

 

昨年は植え付け後からまったく雨が降らずカラカラ、太陽ギラギラの日続きでしたが、気温はどうだったのか? 覚えておらず・・。

 

今年は、植え付け後はずっと雨続き、しかも高温続き、芽出し作業(植え付ける前に太陽に当てて発芽を促進させること)もしないのに、発芽気温と生育気温が高いショウガには、発芽するのに最適な環境だったのでしょう。

 

食用のショウガでも数本発芽して、なんとか少しは収穫できそうな予感。

収穫時期(秋)が楽しみになってきました。

 

植物の発芽というのは・・・発芽して生きられる環境なのかどうかを見極めた上で発芽する、そんな風に感じます。

 

 

 

ショウガ栽培のポイント

ショウガは乾燥が苦手な植物ですので、半日陰のような場所に植え付けます。

半日陰や日陰で乾燥のそれほど心配の要らない場所を選ぶ、または乾燥対策(藁を敷く等)をすれば、3回の追肥と土寄せで収穫できることは間違いない、手間要らずの野菜です。

3回の追肥と土寄せも、野菜培養土を利用すれば簡単。

夏場に乾燥が続くと土中のショウガは大きくなれないので、夏場あまりに乾燥しているようであればたまに水やりする、またはワラを敷く等で対策します。

ワラはホームセンターで購入できます。

 

栽培環境

科名   ショウガ科

土壌酸度   Ph6.0~6.5

発芽適温   25~30℃

生育気温   25~30℃

 

発芽気温が高温ですので、十分気温が上がってから(5月~)植え付けます。

 

土づくり

苦土石灰(有機カキガラ石灰もしくは草木灰)  1㎡あたり150g

堆肥(腐葉土等)               1㎡あたり5ℓ

化成肥料もしくは有機質肥料          1㎡あたり100g   

 

植え付けと管理

  • 種ショウガを50gくらいずつ手でポキポキ折って、芽を上に向けて、 深さ7~8㎝に30cm間隔で植え付けます。

土中に植え付けられた種ショウガは、自らの養分で発芽しますので植え付け時の水やりは不要です。

 

  • 7月、8月、9月にそれぞれ1回ずつ、化成肥料もしくはぼかし肥を1㎡あたり30g(1握りほど)をパラパラ撒いて株元に2~3㎝の土寄せをします。

肥料が含まれている 野菜培養土を使用すると簡単です。

 ワラを敷いてある場合は、ワラの上から肥料をパラパラ撒きます。

 

収穫 

葉が黄色くなる10月頃が収穫時期です。

根元を持って株を引き抜いて収穫します。

 

 日陰で育つショウガの栽培は、もちろんプランターでも栽培ができて、病害虫被害も少なく、野菜づくりを始めたばかりでも、少ない手間で収穫できるおすすめ野菜です。

 

今年のショウガの収穫量もお天気だけが知っている・・・ところでしょうか!?

 

本日はこれにて失礼いたします~。🎎

 

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