ショウガに追肥する
5月中旬に種ショウガを植え付けして1が月半が過ぎた7月初旬、1回目の追肥と土寄せをする時期です。
ショウガ栽培は、地域によって多少異なりますが4~6月はじめくらいまでに種ショウガを植え付けして、7月、8月、9月と1回ずつ、合わせて3回の追肥をして10月に収穫時期となります。
種を植え付けた後は、収穫まで3回の追肥と同時に株根元に土寄せをする作業だけで収穫できる手間要らず、しかも太陽サンサン乾燥場所よりは日陰気味の方が育ちが良いので、日当たりの良い場所の少ない庭等で栽培するにはぴったりの野菜です。
今年は種ショウガを植え付けして、梅雨の時期がやってきてからは連日、雨、雨、雨、で乾燥が苦手なショウガはいまのところ順調に育っています。
種ショウガを購入したつもりが食用のショウガを購入してしまったので、植え付けもどうしたものかと考えてしまいましたが、少しの発芽を期待して植え付けたのです。
食用のショウガは、通常、芽が出ないように切り取ってありますので、植え付けしても発芽できる芽は限られてしまいます。
期待値が少なかった分、芽がニョキニョキ出て来た時は大喜び!
種植え付けから1か月半くらいで発芽が見られました。
通常、発芽するまでは、芽出し(発芽を促進するために太陽に2~3日当てる作業)をした場合は植え付けから1か月、芽出しをしないで植え付けした場合は2か月かかります。
今回は半ば諦め状態の中、芽出しもせずにただ植え付けしたので植え付けから1か月半後に発芽とはなかなか順調な滑り出し、しかも食用ショウガで・・・。
7月、そろそろ1回目の追肥をする時期です。
追肥は、化成肥料、もしくは、有機質であれば ぼかし肥 を1㎡あたり1つかみ(30g)をパラパラ撒きます。
追肥と一緒に、株元に土を寄せて(土寄せと言います)根茎を大きくします。
空きスペースを活用しているので、あちこちにショウガ苗が点在しています。
余分な土がないので、追肥と土寄せは野菜培養土を利用しています。
栄養分が含まれている野菜培養土を株元に2~3㎝のせるだけで、追肥と土寄せが同時にできて便利です。
株を中心にして株根元周りに半径7~8㎝、厚さ2~3㎝に野菜培養土を撒きました。
このあと、8月と9月に1回ずつ追肥と土寄せをして10月には収穫です。
植え付けから約2か月後ごろ、たくさんの株が成長しているようなら、本葉が6~7枚ほどになったら葉ショウガを収穫できますよ~。
植え付けした種ショウガを引き抜かないように、株元を手で抑えて必要な分だけやさしく引き抜いて収穫します。
乾燥が続くとショウガが大きくならないので、乾燥が続くようなら適宜水やりやワラを敷く等の乾燥防止対策がショウガを大きくするポイントです。
発芽が遅れた昨年は、発芽に気づいたのが9月、あわてて追肥と土寄せ1回のみでそれなりに収穫できました。
とりあえず植えて置けば、よほど乾燥しない限りそれなりに収穫できる印象の野菜です。
本日はこれにて失礼いたします~。🎎