saienyosikoのブログ

神奈川県沿岸部在住。庭の隙間で家庭菜園をはじめて10年目です。虫たちの日常を垣間見ながらの楽しい毎日です。

プランターの土の再生に木炭・・・土と混ぜるだけで土壌改良

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庭での野菜栽培は、プランター利用が欠かせませんね~。

地植え栽培よりもプランター栽培で収穫できる野菜の方が多いくらいです。

 

プランターで使用した土を再利用しながら、種蒔をしたり苗を植えたりしますね。

数回同じ土を利用していると、土が硬くなってきて排水性や保水性等の問題がでてきて、なかなか野菜が思うように育たなくなってきます。

 

自然素材である木炭には、土壌にすき込むと保水性や通気性が改善されるという土壌改良効果があります。

また木炭には、抗菌作用もあり病気等を抑制するという効果も期待できます。

 

 

 

物置で見つけた木炭、これは確かバーベキュー用にと10年近く前にホームセンターで購入したもの。

 

まったく使われることなく箱に閉まったまま時が経ち・・・箱を開けて中の様子をみるとカビもなくきれいな状態、さすが木炭! 抗菌作用ですか~。

 

10年近く前に購入したとは思えないほど、そっくりしています。

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折角の木炭、使い古しのプランターの土や畝に撒いて土壌改良を狙うことにしました。

 

使い方は簡単。

木炭を米袋のように厚めのしっかりした袋に入れて、棒で叩いてできるだけ細かくします。

プランターの土に載せて混ぜます。

 

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 シャベルで土と木炭を混ぜ合わせて完成!

木炭の量は土の状態によって、硬く粘土質のようになっていたら多めにする等工夫します。

 

他に堆肥、肥料、石灰を入れ混ぜて、種蒔や苗植えをします。

酸度調整材として石灰(通常は苦土石灰)を使用しますが、苦土石灰に比べると効力は低いですが木炭も同じ働きがありますので、木炭を撒いたら、石灰はやや控えめに撒きます。

 

地植えの畝作りに使用する際は、堆肥と一緒に木炭をパラパラ撒いてクワで耕して土と混ぜて出来上がり!

 

* 木炭使用の注意点として、建築物の廃材を原料にした木炭もあるので購入の際は注意したいところです。

 

これぞ、有機栽培。

 

最近は、土を再生する資材も販売されていますので、古い土を有効活用できるといった家庭菜園がしやすい資材が揃っていますね~。

 

本日はこれにて失礼いたします~。🎎

 

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