益虫と害虫の2つの顔を持つダンゴムシ!
こんにちは。
先日、九条ネギの干し苗を植え付けました。
植穴を開けてカラカラに干したネギ苗を差し込んで、1週間後にはすごい勢いの成長をみせています。
植え付け当日。
植え付けから約1週間後の成長の様子。
恐るべし干し苗パワー!
信じられないほどの成長です。
昨年秋に九条ネギの種蒔きをして、今年8月に掘り起こして約1か月天日干しして、苗をカラカラにしたものを植え付けしました。
勢い良く成長しているのですが、植穴2か所に根付かずに腐りかけている苗がありました。
なんと、その腐っているネギ苗部分にダンゴムシがかじりついているではありませんか!
ダンゴムシの写真がありますので、苦手な方はご注意ください。
かじりながら少しづつ動いているのです。
これを見たからには、根付かないで腐りかけているネギの苗を早急に処分しなくてはなりません!
これを目にしなくても、枯れた葉や腐りかけた苗を放置しておくことは病気等の感染を広げてしまうことになるので、まずいですよね~!🙇
早速、取り除きます。
ダンゴムシが種蒔き後の土中にある種を食べるのを、良く見かけてはいたのですが・・・昼間しかも堂々といくら枯れてるとはいえ、ネギを食べてるなんて・・。
ダンゴムシが餌とするものは、ナメクジと似ているな~、と思っているのですが・・・。
害虫の一面を持つ、土壌を豊かにするダンゴムシ
植物の種、葉、茎等を食べてしまうダンゴムシは、一方で、枯れ葉や落ち葉、虫の死骸などを餌とし、食べたものが分解され土壌の微生物の餌となり、結果として土壌中の微生物の働きが活発になって豊かな土壌が作られることになります。
その意味では、ダンゴムシは植物栽培に好環境を作っていると言えます。
要するに、ダンゴムシは農作物を食害する害虫である一方で、豊かな土壌を作るための役目を担っているということになるのです。
害虫と益虫がバランス良く生息できる畑が良い、のは分かっていますが、大切に育てている野菜をカリカリ食べている姿を見ると・・・複雑です・・・!
枯れた苗、腐りかけの苗は、即処分しなければならない、と再認識した1日でした。
本日はこれにて失礼いたします~。🎎