茎ブロッコリ―栽培(プランター)・・・防虫ネットで虫対策、種蒔後約3か月から収穫はじまり。
8月もそろそろ下旬、ブロッコリーやカリフラワーの種蒔き時期が過ぎてしまいそうなので、慌てて種蒔き作業をする日々。
梅雨の時期が終わって太陽ギラギラの猛暑日がやって来たと思ったら、期待度の高いモロッコインゲンの実はいっこうにならずじまい。
涼しげな気温を好むモロッコインゲンには日中の35℃の気温はあまりに過酷な環境だったようです。
プランターに残されたモロッコインゲンの株を片付けて土再生後、ミニカリフラワーや茎ブロッコリーの株を植え付けする予定です。
面倒なことは苦手、プランターのかたずけも面倒の中に入るので、プランターの数をあまり多くしたくない、のが本音。
今あるプランターを循環させてミニ家庭菜園をする、で十分楽しんでます。
ですので、栽培終了後は、プランターを次に向けてさっさと準備しなければなりません。
しかし、この暑さ、作業はその日の気分次第。
そんなわけで、種蒔も遅れがち。
と言っても作業は簡単、ポットに野菜培養土を入れて種を撒いてネットを被せるだけ。
育て方は、前日に記したミニカリフラワーやスティックカリフラワーとほぼ同じですが・・。
目次
栽培環境等
科名 アブラナ科
発芽適温 20~25℃ (種袋裏記載による)
生育適温 15~20℃ (種袋裏記載による)
発芽までの日数 4~6日 (種袋裏記載による)
収穫までの日数 種蒔き後約3か月が目安
暖かい地域では、春と秋の年に2回の種蒔きができるようです。
種蒔き
- 土の流出防止と害虫侵入防止のために、ポット底に適当な大きさに切った鉢底ネットを敷きます。
- ポットの7分目くらいまで野菜培養土を入れます。
- 中央にペットボトルのキャップ等を置いて押して深さ1㎝の穴を作ります。キャップ等を使用することで穴が均等の深さになって、発芽が揃います。
- 穴に種3粒を等間隔に撒いて土をかけて、種と土が密着するように手で軽く押します。水分の含んだ土と種が密着することで発芽します。
- ポット底から流れ出るくらいにたっぷりやさしく水やりします。
- アブラナ科のブロッコリーは、アブラムシ等の害虫が付きやすいので害虫除けにネットを被せます。 キッチン用のストッキングタイプのネットは目が細かくて間口にゴムが付いていて、害虫侵入を防ぐには丁度良い感じです。
発芽までは乾燥しないように水やりして、暑いこの時期は特に日陰で管理します。
こんな感じ。
間引き
- 本葉2枚目が出たら、2本を引き抜いて元気な苗1本を残します。
発芽後、割りばし等を支柱代わりに挿してネットを被せると、苗の成長を邪魔することもなく害虫侵入の予防になりますよ~。
間口にゴム入りのキッチン用ネットは、ちょうど良い感じ。
プランターに定植
深さ30㎝以上のプランターが適当。
- 本葉5~6枚になったら、株の間を25㎝くらいあけてプランターに植え付けして、たっぷり水やりします
- 植え付け後はすぐに、支柱をトンネル状にして防虫ネットを被せます。
追肥
本葉8枚の頃と主枝先端に花蕾(いわゆるブロッコリー)ができ始めに、それぞれ化成肥料もしくはぼかし肥を1つかみ(10g)をパラパラ撒きます。
その後は、2週間おきに同量を追肥します。
追肥後は、株がぐらつかないようにすることと肥料が土になじむようにすることのために、株根元に土を2~3㎝寄せます(土寄せ)。
収穫
収穫は種まき後約3か月が目安。
収穫が始まってから2~3か月が収穫期になります。
最初の収穫は主枝先端についた花蕾(いわゆるブロッコリー)。
主枝先端にできた花蕾が3~4㎝になったら、付け根をハミで切り取ります。
最初の花蕾を切り取ると、葉の付け根から次から次に脇芽が伸びてきます。
その脇芽が伸びるといわゆる茎ブロッコリーになります。
葉の付け根から伸びた脇芽が15~20㎝ほどになったらハサミで付け根を切り取り収穫します。
1株から15本くらいが収穫の目安。
収穫時期を想像すると、今から冬間近の季節も待ち遠しくなりますね~。
本日はこれにて失礼いたします~。🎎