トマト苗の花が咲かない、実がならない・・理由とは?
こんにちは。
家庭菜園を始めた頃、育ててみたい野菜は・・やはり トマト でした。
特にミニトマトなどは、赤くて丸くて小さい可愛らしい姿が、これ作れたら~という気持ちにさせるのです。
一番最初に育てたトマト苗は、桃太郎 という商品名のミニトマトではない、大きいトマトが成る苗でした。
収穫時の赤くて美味しい丸いトマトを想像しながら、11号の野菜栽培用植木鉢と野菜培養土を購入し、いそいそと苗植え付け準備に取り掛かりました。
張り切り過ぎて、苗を植え付けたのは確か4月の中旬ころ、まだ、寒くなる時も多い時期だったので、苗を肥料袋で囲んで防寒対策もバッチリ。
その後トマト苗は順調に成長し随分早い時期に背丈が2メートルくらいになったのです。
立派に成長した苗に満足しながら、どれだけ沢山実をならせてくれるのか期待は膨らむばかり。
初夏、そろそろ花が咲いて赤い丸い実が出来ても良いね~、と思いながら、これだけ大きくなったのだから、追肥もしないと、ということでせっせと追肥も水やりも忘れずにして花が咲くのをじっと待っていました。
しか~し・・・
・・・花はいっこうに咲く気配がありません。
トマト苗よりも遅く植えたキュウリなどはとうに収穫できているのに・・。
じっと待つこと夏の終わり、さっぱり花も咲かず実もならず、ついに追肥をすることを止めました。
どれだけ沢山の実が収穫できるのだろうか・・期待を膨らませていたのに、その結末は・・・
・・・花、実が1つもならない・・! でした。😞
どして~・・・?
調べに調べました。
ビニールハウスで温度管理のできた場所でもない限りは、野菜を育てる適温と言うのは非常に大切で、気温がその野菜の成長できる気温に合っていなければ成長は難しい。
発芽気温も同じで、発芽できる気温に合っていなければ当然発芽することも期待できません。
トマト苗が1つの花も実もならなかった最大要因は、苗植え付け当初から成長期間までに過度に肥料を与えすぎということです。
トマトの苗は、最初の肥料(元肥)を多くすると、枝が太く背丈も高く立派に育ち葉も生い茂っていきます。
そうすると、枝と葉ばかりに栄養を吸収されてしまい、実をつける栄養がなくなってしまうのです。
結果として、背丈や葉だけが成長して、立派な株なのに実はならない、ということが起こってしまいます。
その失敗以降は、トマト苗については、最初の肥料(元肥)はかなり控え気味にして(植え付けて葉が黄色くなれば、肥料不足のサインなので、その時点で追肥を1つまみ株元にパラパラ撒く)、最初に咲く花が終わり実が小さくなり始めた頃から、追肥を始めることにしています。
初めてのトマト苗の栽培は、大失敗でした!
そうやって、1つ1つの野菜の特性を知りながら、やっと少しずつ収穫できるようになったこの頃です。
家庭菜園を始めて9年目の今に至るまでは、うまくいかないことだらけで、まず、種蒔きしたのに発芽がしない・・と種蒔きの時点から問題アリでした。
これも、原因を調べて、考えられるいくつかの問題解決のため、実際行動にしてみる・・の繰り返しで、そしてうまく発芽した時の喜び・・これを知ってしまったので、きっと止められず9年も家庭菜園を続けているのだと思います。
野菜を育てることで、子供のころ感じた楽しい純粋な思いを、ふたたび感じているのかもしれないですね~。
ですので、収穫出来ず失敗に終わっても、次はこうしてみよう・・ああしてみよう・・と考えることが・・それもまた楽し! なのです。
本日はこれにて失礼いたします~。🎎