saienyosikoのブログ

神奈川県沿岸部在住。庭の隙間で家庭菜園をはじめて10年目です。虫たちの日常を垣間見ながらの楽しい毎日です。

サツマイモ栽培(プランター)・・・美味しいサツマイモもプランターで手軽に作れます!

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5月中旬~下旬に収穫するタマネギの後に、同じ畝にサツマイモの苗を植え付けるので、サツマイモの苗の植え付けはだいたい5月下旬~6月はじめになってしまいます。

11月からタマネギ栽培、6月からサツマイモ栽培は、小さいスペースを有効利用できるという点では最高の組み合わせです。

この2つの組み合わせを知ってから、この畝は休む間もなく通年働きづめで、タマネギとサツマイモを生産し続けているのです。

 

夏野菜にと植え付けるキュウリ、ピーマン、ナス、ミニトマト、オクラ、サツマイモ、はどれも主役級で甲乙つけがたく、これまでは小さい畝にあれこれ1~2苗ずつを植えていました。

しかし、今年は作戦変更、夏野菜の中で主役を2つ決めて、小さい畝にはその主役2つのみを植えて、他の野菜たちはプランターで栽培するという作戦。

 

今年の主役に抜擢したのが、サツマイモとオクラ!

この2つ、華やかな他の夏野菜に比べるとわき役感がありますが、美味しさの点で負けてない、そして何といっても暑い夏どちらも剛健、放っておいても育ってくれる、という理由で主役に昇進!

 

 早速、タマネギ収穫後にサツマイモを植え付け、主役に昇進したサツマイモの畝は2倍の広さになったので、収穫も2倍!?

今から、収穫が待ち遠しい!

 

残り1つの畝にはオクラの種蒔きをしました、しかもマルチ付き(本格的なマルチの使用は初体験で、アブラムシとハダニ除けにシルバーマルチを採用)。

サツマイモの苗20本1束を購入したのですが、植え付けできたのは14本、残った苗を捨てるには忍びなく、太い苗を選んで2苗をプランターに植え付けました。

 

 

 

目次

 

特徴と栽培ポイント

苗の節からサツマイモができますので、苗の節5節ほどを土中に埋めて栽培します。

特に2~3節にはサツマイモが付きやすいです。

矢印がサツマイモが付く節。

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美味しいサツマイモは、日照時間と水分量に左右されますが、日当たりの良い場所で乾燥気味に育てることがポイントです。

 

サツマイモが大きくなる時期は7~10月で、この時期のお天気が美味しいサツマイモになるかどうかのカギを握るのですが、長雨になってしまったら残念・・味がおちます、しかしこればかりはお天気次第の運任せ。

 

ですが、プランター使用は、移動することができる、という利点があります。

肥大時期(7~10月)の長雨の時は、雨の当たらない場所に移動することもできるのです!

 

美味しいサツマイモを作るために安納芋、シルクスイート、紅ハルカ等の甘い品種を選んでみるのも良いですね。

肉質や甘さや大きさなど、好みの品種を探すのも楽しいですよ~。

 

作りやすいと言われる、紅あずまからはじまって、安納芋~金時イモ、と経験を積み、ここ数年は 紅ハルカに落ち着いています。

紅ハルカのしっとりとした肉質とほど良い甘さに心惹かれます。

栽培環境

科名   ヒルガオ科

連作障害   少ない

土壌酸度   pH5.0~6.0

栽培適温   20~30℃

 

 

 

植え付け

プランターサイズは深さ30㎝以上あるものが好ましく、容量20ℓほどで1苗植え付けくらいが適当です。

今回使用のプランター・・・横60㎝×縦20㎝×深さ20㎝ と深さがそれほどありませんが、あるもので間に合わせます。

 

  • プランターに水はけを良くするため鉢底石を2㎝ほど並べて、プランター上の3㎝ほど下まで野菜培養土を入れます。

 

  • プランター土中央部に5㎝ほどの深さに溝を作って葉と苗先端(生長点)を地上に出るようにして苗を水平に埋めます。

丸印が苗先端(生長点)で、ここからツルがどんどん伸びて成長していきますので、生長点を埋めてしまうと枯れてしまいます。

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このように、葉と生長点を地上に出して5㎝の深さに水平に埋めます。

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 容量的に1苗が適当ですが、小さいサイズで数多くのサツマイモの収穫狙いで2苗植え付け。

2苗を並べて、深さ5㎝ほどに植え付け。

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  • 植え付け後たっぷり底から流れ出るくらい水やりをします。
  • 真夏の水やり対策にマルチ(ゴミ袋を切ったもの)をします。マルチをすると味が良く多収穫になると言われています。

苗が出るようにして、シャベルや割りばしでプランター脇にビニールを押し込みます。

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  • 乾燥好きなサツマイモですが、プランターの場合は乾燥したら水やりが必要です。プランター片側を軽く持ち上げて 、軽いようでしたらたっぷり水やりします。もしくはプランターの端から割りばしを土中に深く差し込んだ後引き抜いて、割りばしが濡れているかどうかで水やり時が判断できます。

苗を植え付けた直後の水やりする前の重さと水やりした後の重さを、プランター片側をもって比べておくと、水やり時が分かると思います。

 

 植え付け後の管理

追肥は必要ありませんが、7~8月に葉が黄色になったら肥料不足のサインですので、その時は1つかみほど(10g)を根元に撒きます。(2苗植えた場合は、1つかみ(10g)を半分ずつそれぞれの根元に撒きます。)

 

ツルが伸びて邪魔になってきたらツル先端をもって、折り曲げるようにしてプランターの上にのせるようにして収穫まで管理します。

収穫

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収穫時期は10~11月で、植え付けから120~140日後が目安です。

晴れた日に、根元を切って掘り起こして収穫します。

半日、日に当てて乾燥させます。

収穫から2~3週間過ぎた頃から甘みが増して、2か月経過すると糖分が増して美味しくなります。

日陰に置いて、美味しくなるころいただきましょう!

 

秋の恵み・・・今から待ち遠しいです。

 

本日はこれにて失礼いたします~。🎎

 

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