ミニトマトの実が鈴なり。・・・株の成長と実なりは同時進行!
購入当初から下葉が枯れて既にモザイク病を疑わせるようなミニトマトの苗でしたが、ハモグリバエの幼虫被害やモザイク病など幾多の苦難を乗り越えて、植え付けから1か月半を過ぎた6月末、案外元気に実を付けています。
これまでのミニトマト栽培で一番の好成績で、実は鈴なり状態。
植え付けからしばらくして、下葉がモザイク病の症状でしたので木酢液と草木灰を撒いて放置していました。
その後、モザイク病は広がる様子もなく収まっているようで、4段の実が重そうにぶら下がって上から2段は花盛り。
1段に実を10個くらいつけて、それが4段あるので、1メートルほどの高さのそう高くもなくしっかりもしていない株には重責。
これまでのミニトマト栽培の中では、今年が一番の出来と言えます。
トマトは実が成る前に株を大きくしてしまうと実が成りにくい性質がある野菜で、株が大きくなると同時に実が成る、という株の成長と同時進行に実を付けるように成長できると実が鈴なり、になります。
株の成長と実を付ける、を同時進行にする要因は肥料の量です。
最初の肥料(元肥)を控えめにして、追肥は実が付いたくらいから始めるとちょうど良い感じです。
今年はプランターで管理しやすい点に重点を置いて、脇芽は一切伸ばさずに摘み取って主枝のみを伸ばしてみました。
これまで、欲を出して脇芽1本を伸ばしてみたり、脇芽を一切摘み取らずに伸び放題にしてみたりといろいろ試してはみたものの・・。
トマトの株は背筋を伸ばしてシャンと自立できるタイプではなく、成長とともにグニャグニャに湾曲しながら大きくなるので、脇芽を伸ばすと収拾がつかず、もう手が付けられない・・という状況に陥いり、最後は枯れ果てるまで待って処分、ということも多々ありました。
これまでの教訓を生かして、今年は、欲も出さずに脇芽はすべて取り除いて主枝のみを伸ばしました。
主枝1本のみを伸ばす、これは非常に管理しやすく、プランターに太めの支柱1本を挿し込んで、箇所箇所で主枝を支柱にひもで結んで管理しています。
トマトはアンデス高原が原産地で、乾燥して栄養分が少ない土地で育つ植物です。
ですので、乾燥気味に育てること(葉がしなっとなるくらいで水やりするくらいがちょうど良い)、追肥は実が成ったくらいから始める、と株の成長と実なりが同時進行で成長できて多収穫が期待できます。
ミニトマトは1株で100個ほど収穫できたら上出来です。
夏本番はこれから、葉がしなっとなる前にこちらがしなっとなってしまう予感。
本日はこれにて失礼いたします~。🎎