saienyosikoのブログ

神奈川県沿岸部在住。庭の隙間で家庭菜園をはじめて10年目です。虫たちの日常を垣間見ながらの楽しい毎日です。

サツマイモのツルが伸びてきた!

f:id:saienyosiko:20200630113458j:plain
f:id:saienyosiko:20200630092514j:plain
f:id:saienyosiko:20200606132804j:plain

 

 

ここ1か月くらいでしょうか、いやいや1か月以上になるでしょうか、雨と風の日が続いていて、キラキラ太陽はどこに行ってしまったのか?

連日の雨と強風、キラキラ太陽の姿を見たのはいつだったか・・・と思うほどの雨、雨、雨。

 

夏野菜たちは豪雨風で葉やツルがヨレヨレ、梅雨が終わったころにはいったいどうなってしまうのか、不安~。

 

すでにこの豪風雨に耐えられず、キュウリ苗は新しい苗に植え替えをしました。

他の野菜たちも、この梅雨らしい梅雨の時期を乗り越えられるか・・すでにモロッコインゲンやナスの葉はヨレヨレ茶色。

 

そんな中でサツマイモの苗だけは元気いっぱい。

ワサワサ。

f:id:saienyosiko:20200711153513j:plain

 

毎年サツマイモを栽培しているのですが、台風等でツルが全滅などと言ったことは、いまだ経験がありません。

低位置で成長するツルは、まったく被害を受けないようです。

 

連日の雨、風、にも負けず成長を見せているサツマイモのツルですが、それはそれで気がかりなのです。

ツルの成長がいつもより非常に速く、葉がワサワサ茂っているように見えます。

 

 

 

生育前期に雨降りが続くと、ツルや葉ばかりが成長して肝心のサツマイモが成長しない(ツルボケという)という事態が起きてしまいます。

ツルボケをすると、デンプン質が少なくなり甘みが少なく水っぽいサツマイモになります。

 

しかし、こればかりはどうにもならず、いや~な予感、が当たらないことを願うばかり。

 

成長が速いために、ツルがだいぶ伸びてきましたので、伸びたツルをひっくり返して根が張らないようにして養分が分散しないようにします(ツル返しと言います)。

ひっくり返したツルは、邪魔にならないように畝の上にまるめておきます。

 

左の写真は伸びたツルから根が出ている様子。右の写真はツルを裏返した様子。

f:id:saienyosiko:20200711155420j:plain
f:id:saienyosiko:20200711155442j:plain

 

たくさんの太陽を吸収することが、美味しいサツマイモができる大切な要因になります。

葉は太陽を吸収する働きをしますので、伸びたツルを途中で切ったりせずにそのままツルを裏返して畝の上にのせておきます。

 

ツル返しは夏~秋に2~3回程度で、伸びてきた~と思ったらひっくり返すくらいの作業です。

 

暑い夏、ツル返しをしたら、あとは収穫を待つばかり。

追肥も基本的には必要ありませんが、7~8月頃に葉が黄色くなってきたら肥料不足のサインですので、追肥(化成肥料もしくはぼかし肥を1㎡あたり1握り(30g)を全体にパラパラ撒き、マルチ使用の場合は1株ずつ株根元に1つまみ(3g)ずつ撒く)をします。

 

サツマイモの肥大時期は、7~10月で、この時期の日照時間がサツマイモの味を左右します。

この肥大時期に土壌が乾燥気味になると、デンプン質の多い甘いサツマイモになるわけです。

 

すでに、7月も半ば、7月中はこのまま雨が続きそうな気配。

そろそろ、梅雨もおしまいにしていただきたい!

 

本日はこれにて失礼いたします~。🎎

 

f:id:saienyosiko:20200510170519j:plain