スティックタイプのカリフラワー栽培(プランター)・・・害虫除けは防虫ネットや不織布で!
野菜の高騰が続いているのと、外出が不自由な今年は、空いているプランターをフル活動させて種蒔きをしています。
夏は害虫被害が多い時期なので、葉物野菜等やアブラナ科の野菜は夏野菜以外は栽培をしないのが常なのですが・・。
8月に種蒔きできる野菜は・・・と種袋裏を見ると・・・茎ブロッコリーがありました。
茎ブロッコリーがあるなら茎カリフラワーもあるに違いない・・調べること数分・・ありました、その名は カリフローレ !
苗を見つけるのは難しそうなので、早速、種を購入。
秋撒きは、7~8月となっていますね~。 なんと良いタイミング!
緑色の茎ブロッコリーと白い色のカリフローレ、緑と白で色どりがきれいなので一緒に育てたい!
いつもでしたら、茎ブロッコリーも虫の姿が見えなくなった10月頃に種蒔きをして、ビニールで保温をして育てるといった具合です。
目次
栽培のポイント
夏に育てる野菜、特に害虫が集まりやすいアブラナ科であるカリフローレは防虫対策は必須、薬剤使用しない場合は防虫ネットをかけて害虫被害を予防します。
栽培環境等
科名 アブラナ科
発芽適温 15~30℃
生育適温 15~20℃
収穫までの日数 約3か月
種蒔き
- 害虫侵入除けと土流れ防止を兼ねて、ポリポットの底に適当な大きさに切った鉢底ネットを敷きます。
こんな感じ。
- ポリポットに野菜培養土を7分目くらい位に入れます。
- 中央にペットボトルの蓋等をのせ押して深さ1㎝の穴を作ります。 ペットボトルの蓋等を使って穴の深さを均等にすることで発芽が揃います。
- 穴に3粒の種を、均等な間隔に撒きます。
- 土をかけて、土と種が密着するように土表面を手で抑えます。 水分の含んだ土と種がくっついていることで発芽が促進されます。
- ポット底から流れ出るくらいにたっぷりやさしく水やりします。
- 最後に、キッチン用水切りネット(目の細かいストッキングタイプが良い感じ)を被せて害虫対策とします。
キッチン用水切りネット(ストッキングタイプ)は目が細かくて入口がゴムタイプになっているのでポットに被せるにはちょうど良く、害虫侵入を防止するには良い感じ。
発芽後、苗が成長したら、ポット内に割りばし等を3本ほど挿してネットが張るようにして、苗の大きさに合わせることもできます。
こんな感じ。
種蒔き作業は終了。
発芽するまでは日陰に置いて、土表面が乾燥しないようにネットの上からやさしく水やりします。
間引き
本葉が2~3枚になったら2本を抜き取り(間引き)、元気そうな苗1本を残します。
植え付け
株は大きくなりますので、深さ30㎝ほどのプランターを用意します。
本葉が3~4枚になったら、ポットから崩さないようにそっくり取り出して植え付けして、たっぷりと水やりします。
株と株の間(株間)は30㎝以上を目安にします。
植え付け後すぐに、支柱をトンネル状にして防虫ネットをかけます。
苗定植後は、土が乾燥しているようなら、ネットの上からたっぷりと水やりをして管理します。
追肥
植え付け2週間後から2週間おきに化成肥料、もしくは、ぼかし肥を1つかみ(10g)をパラパラ撒く、または、液体肥料を規定量に薄めて1週間おきに追肥します。
追肥後は、株をしっかり支えるためと肥料が吸収されやすくするために株元に土を少量寄せます(土寄せ)。
収穫
種蒔きから約3か月後くらいが収穫の目安。
主枝から脇枝が伸びて、その先に白い花蕾がつきます。
脇枝から先端の花蕾までが15~20㎝になったら収穫適期、脇枝の付け根からハサミで切り取って収穫します。
虫がいなくなったころ(10月終わり頃でしょうか?)には、防虫ネットを外します。
収穫期、霜が降りるようであれば、トンネル状のビニールを被せますよ~。
収穫できる頃は、11月からですね~。
連日日中の気温が35℃くらいの今からは、11月というと随分先のように感じます。
そのころは虫もいなくなって野菜を育てるには良い季節ですね~。
本日はこれにて失礼いたします~。🎎