saienyosikoのブログ

神奈川県沿岸部在住。庭の隙間で家庭菜園をはじめて10年目です。虫たちの日常を垣間見ながらの楽しい毎日です。

クネクネ線のハモグリバエ対策に、黄色い粘着シートを使ってみたら・・・ウリハムシも寄って来た!

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猛暑の中、虫たちの活動は衰えることを知らず、プランターで育てているわずかばかりの野菜を猛攻撃中。

 

虫たちの猛攻撃に負けそうな野菜は、発芽したばかりのツルなしインゲン、ナス、ミニトマト。

 

いずれの株も、ハモグリバエに食害され白いクネクネ線を通り越して、葉全体が白くなっていたり枯れていたり、と、その被害は酷すぎる、の一言。

 

これでは、これから成長できるかどうか・・・できないでしょう~。

薬剤使用以外でなにか手立てを考えなければ、栽培終了になってしまうほどの被害。

 

 

 

 ミニトマトの株。

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 ナスの株。 ナスの葉には、茶色の格子状になっているテントウムシダマシによる被害も・・。

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発芽したてのツルなしインゲンの株。 

 

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どれもこれもひどすぎる・・・トホホ・・。

害虫被害?~と思ったら、とりあえず、木酢液を薄めてシュッシュッと吹きかけるのですが、病気等ではないクネクネ線のハモグリバエには効果がない??? ですね~。

 

害虫と言えども、捕獲ではなく、忌避だけできる手段があれば良いのですが・・・。 

 

しかし、この場合、手段を選んでいられるほどの余裕はありません。

そこで、以前から気になっていた、アブラムシやハダニやハモグリバエに効果があるとされる 黄色い粘着シート を採用することにしてみました。

 

これらの虫たちは、黄色い蛍光色に集まる習性があるらしいのです。

その黄色い粘着シートは、水に濡れても粘着力が1か月間持続し、安全安心、強力な粘着力で虫をくっつけ逃がさない、という表記。

数社で販売されていて、ホームセンターや通販で購入可能。

 

 黄色シートは、忌避材ではなく捕獲材ということになりますね~。

早速、粘着シートなるものを購入してぶら下げてみました。

その効果には、少し虫が付くくらい? というのが正直な思い。

それでも、今の野菜たちの状態を見ると、藁をもすがりたい気持ち。

 

取り付け半日後、黄色いシートの状態を知りたくて、朝一番に様子見です。

昨日夕方取り付けたばかり、それでも虫らしきものがポツポツとくっ付いていました。

空中には、小さな虫たちがたくさん浮遊しているのだ~とひとしきり感心。

 

 

この後、虫の写真がありますので、苦手な方はご注意ください。

 

 

黄色シート装着翌日の様子。(取り付けから半日後)

 

ナスの株に取り付けたシート。 青〇と赤〇は肉眼では判別が難しいほどの小ささ。

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青〇を拡大するとハエ?  紫〇はウリハムシ?     赤〇を拡大するとハエ?

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こちらは発芽したてのツルなしインゲン。 取り付けがしっかりしていなかったようで、シートが落ちていたのですが、数か所に小さいものがくっ付いています。

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青〇を拡大すると右写真になります。 肉眼では判別が難しいほど小さいハエ?のような・・。

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こちらはミニトマトの株。 痛んだ下葉はきれいに剪定。

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青〇を拡大したのが右写真。

ウリハムシ?の下に肉眼では判別が難しいほど小さな2匹の虫・・ハエ? のような。

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肉眼では、点にしか見えないほど判別が難しい小さな虫たちは、どれも羽があってハエを思わせる形をしています。

 

もしかして、これも ハモグリバエ ? だとしたら効果は期待できる!?

株が復活できれば、黄色シートのおかげということになりますね~。

 

ナスとミニトマトの株の両方に取り付けた黄色シートには、ウリハムシが付着しています。

 

 

黄色シート装着2日後の様子

 

ミニトマト株の支柱に取り付けた黄色シートにウリハムシ3匹付着、他判別が難しい小さいものが前日より多数付着しています。

 

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ナス株の支柱に取り付けた黄色シートに、体長2~3㎜ほどのハエ?(肉眼で判別できる)のような形をした虫が付着。 大きさから、ハモグリバエ?

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どれだけの数のハモグリバエがこれだけの被害をもたらすのか全く想像できませんが、2日間の取り付けで結構な数の小さい虫が黄色シートに付着しているので、痛めつけられた株復活に期待が大きくなります。

 

今年からアブラムシやハダニ除けにシルバーマルチを採用しましたが、ハモグリバエ対策に黄色シートにもその効果を期待したいところ。

 

肉眼ではわからないほどの小さい虫、肉眼で分かるほどの2~3㎜の虫、そのどちらも羽が生えていてハエに似た形をしていますが、残念ながら正体は不明。

 

ですが、小さい虫たちが黄色シートに集まる習性はあるようです。

ついでに、ウリハムシ対策にもなると知ったのは大きな収穫。

 

薬剤使用をしないで野菜を育てるには、虫たちの特性を利用した害虫対策資材を使用することで、害虫被害を軽減できるのですね~。

 

このような害虫対策資材にも助けられて、なんとか小さな庭で野菜を育て続けられています。

個人的には、捕獲材ではなく忌避材の手段が好ましいですが・・。

 

 

本日はこれにて失礼いたします~。🎎

 

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